三陸の田老地区ではサクラマスをママス(真マス)と呼ぶ。
ヤマメはヤマベと呼び、降海個体、河川残留個体にはそれぞれまた別の呼称がある。多様な呼び方があるのは、生物が地域の文化と歴史的に繋がっているから。サクラマスはそういう魚だ。
そのあたりの読み物が、「フライの雑誌」第123号に載ります。
ところで、カラフトマスをサクラマスと呼ぶこともあるというから、ややこしいですね!
「ん? それはサクラマスですか? それともカラフトマスのことですか?」
「サクラマスはサクラマスに決まってるべ。」
「いや、それは分かるんですが、そうじゃなくてですね。」
(三陸弁に翻訳して想像してください。)
〈フライの雑誌〉第122号を発行しました!
特集は、〈フライの雑誌〉初の入門編「はじめてのフライフィッシング1」。島崎憲司郎さん + 山田二郎さんの「初公開 ホットワックス・マイナーテクニック」です。
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