9.26第二回『フライの雑誌』読者お茶会はこんな感じでした。

●『フライの雑誌』読者お茶会の第二回が、先日9月26日の日曜日に、桂川忍野地区自衛隊橋付近で開かれました。

第二回目の今回も天候に恵まれ、参加してくださった人数もどんと増えました。『フライの雑誌』の誌面でおつきあいはあるけれどお会いするのは初めて、という方もたくさん来てくださいました。盛況のあまりいんちき喫茶店のマスターはてんてこまいとなり、色々不手際がありましてごめんなさい。

●初対面でもフライフィッシングを共通の趣味とする釣り人どうしです。最初のきっかけだけあれば十年来の知己のように打ち解けられます。その間をとりもつのが雑誌編集者の仕事と思いますが、『フライの雑誌』の読者はもともとが凄腕のユニークな方ばかりです。

それぞれの釣りの得意分野を私が知っている範囲ですこし紹介するだけで、一気に会話の輪が広がりました。おかげさまでとってもアットホームな集いとなり、『フライの雑誌』を続けていてよかったと思った禁漁前の一日でした。皆様ありがとうございました。今回都合が悪くて来られなかった方は次回にぜひどうぞ。

●当日は紀伊國屋書店書評空間選定図書にして読売新聞書評本でもある『朝日のあたる川』著者の真柄慎一先生が、特別に来場してくださいました。

真柄氏が姿を現した途端「うわあ、真柄先生だ」と大勢の読者さんが押し寄せました。サインを求められた真柄氏は、「おれなんかで本当にいいんすか。」と言いつつ(あんた以外に誰がサインするんだとの声あり)、顔を真っ赤にしながら「真柄慎一」とボールペンで名前を書いていました。ちなみにそのボールペンは参加者の小学生のお嬢ちゃんが「どうぞ。」と貸してくれた、キャラクター付きのかわいいのでした。

ただ、お茶会参加特典として事前に公表していた「真柄くんの熱いハグ」については、たいへん残念なことですが、誰一人希望者がいませんでした。何人かの方に「真柄さんにハグしてもらったらどうですか。」と勧めてみたのですが、「いやいいです。」とはじから断られてしまいました。

お茶会が終わって真柄氏に「ハグできませんでしたね。」と言ってみました。すると真柄氏は「本当はハグしたかったんすけど・・・。」と、たいへん無念そうな顔をしておりました。

きわめてアットホームな集いでした
極度に赤面しながらサインをする赤貧本の著者、真柄氏。ハグ希望者は誰もおらず。