誰にだって生活はある。

ニシキゴイ放流、本当に「美談」か生態系「破壊の恐れ」指摘も

全国各地の河川で定期的に行われている「ニシキゴイの放流活動」。地域団体や地元有志がボランティアとして実施するケースが多く、メディアでもよく「美談」として好意的に取り上げられる。…

はたして、ニシキゴイの放流活動は「美談」なのか、それとも「生態系を破壊」するものなのか。…

「ブラックバスの放流の問題が一般にも浸透してからかなりたっているにも関わらず、ニシキゴイの放流がよしとされる頭の悪い世の中…」
「このご時世においてもこんな生態系狂わす行為が行われている事の方に驚く」
「自然を守りたいのに、なんでわざわざ不自然なことをしてしまうんだろ」

J-CASTニュース 5/10(水) 11:30配信

コイやヒメダカの放流を、鬼の首をとったように批判する生物の専門家がいる。

批判するのは自由だ。

コイやヒメダカの放流を「遺伝子汚染だ!」と批判する生物の専門家が、ダムや導水路による生態系丸ごと撹乱や、原発による放射能汚染といった国による自然破壊について、同じくらい怒らなくてはいけない、という筋合いはない。

誰にだって生活はある。

ただ、核心まで突っ込めないのなら、むしろ一貫して、「あっしにゃぁ関わりのねぇこって…」な態度をとるのが、専門家としての良心ではないかな、という気はする。

自分の都合に合わせて顔を出したり引っ込めたりする姿は痛ましい。