そして川は流れつづける-1 フライの雑誌創刊号から第5号掲載の「エッセイと釣行記」全58編

収録記事

創刊号より――レッドアイリーチ……島崎憲司郎／鬼怒川の夕暮れ……黒石真宏／郡上八幡の秘密……米田賢治／夕暮れにネクタイはいらない……今野実／ミニエッセイ・私が直面した謎……野々垣洋一／黒石真宏／西山 徹／松田 孝／佐伯信行／山岡和枝／米田賢治／田代忠之・法之／池田圭介／中沢孝／川村幸一／佐藤盛男／別所勝己　

第2号より――カディスピューパの発見……森村義博／ある終末感覚……宮崎泰二郎／根性無しのフライフィッシング……大川悠／生まれながらの釣り人……野々垣洋一／ミニエッセイ・私の出会ったマッチ・ザ・ハッチ……黒石真宏／大竹 正／今野実／川野信之／別所勝己／鈴木俊一／望月清巳／米田賢治／渡辺貴哉／スラックジャーナル「ウラ地図アリマス」　

第3号より――トラウン釣記……川野信之／牛のしっぽとエンピツ……宮崎泰二郎／植物で虫をつくるイタズラについて……島崎憲司郎／川と虫と自然と……大串龍一／スラックジャーナル・密猟師・銘ヤマメ／ミニエッセイ・一九八七我が最悪の一日……大谷 広／北原要二／黒石真宏／倉茂学／鈴木和文／森村義博／藤野英夫／関田敏之／尾崎 隆／小沢隆一　

第4号より――ヘミングウェイの鱒の取り扱い方……芦沢一洋／山の湖にて……宮崎泰二郎／残酷教育……牧田 肇／冬を迎えた川虫たち……御勢久右衛門／スラックジャーナル・宅配釣り場・あるふらいまんの生涯　

第5号より――フェゴ島の日本人……増田千裕／スラックジャーナル――巨大トビケラ出現問題のゆくえ

フライの雑誌社より

『フライの雑誌』をご愛読いただきましてありがとうございます。はやいもので、あれよあれよという間に創刊から15年が過ぎようとしており、今号で57号となります。なんともはや時の流れは…。で、このあたりで創刊号から第10号くらいまでの掲載記事をいくつかのジャンルにわけまして、［フライの雑誌文庫］というささやかな単行本シリーズにまとめさせていただくことにしました。とくに創刊号から第10号あたりまでは現在にくらべて発行部数も少なく、できることならより多くの方々に当時の記事を読んでいただきたいからです。その第一弾として、創刊号から第５号までのなかから釣行記やエッセイなどの「読み物記事」をピックアップした単行本『そして川は流れつづける -1』を作りました。