【公開記事】本を捨てる(「葛西善蔵と釣りがしたい」から) 2021/1/13 … わった。ポイする本たちを紐でキュッと縛りながら、何年たっても「ポイ」されないような本をわたしは作ろう、と思った。 (「葛西善蔵と釣りがしたい」収録) ・ ・ 「編集長」とアジノモト どうでもいいことだが、わたしのことを呼ぶのに「編集長」という肩書きを使う方がいらっしゃる。たしかにフライの雑誌社の出版物の奥付には「編 …
『葛西善蔵と釣りがしたい』(2013)を完全電子化しました。 2020/5/14 単行本『葛西善蔵と釣りがしたい』を電子書籍化しました。 釣り人なんてどうせはなから酔っぱらい。こんがらがった人生をさらにこじらせてくれる水先案内です。 微妙なエッセイ全62篇収録 各界から微妙な激賞 微妙な価格 …
葛西善蔵についてもっと語ろう 2020/2/29 … 災への全国文学館協議会からのメッセージだが、官製全国コロナパニック状態の現在に、タイムリーな企画とも読める。コロナだから葛西善蔵についてもっと語ろう。 葛西善蔵の作品の中から、関東大震災の影響が窺えるものをパネルでご紹介します。 来館が難しい方にもご覧いただけるように、全パネルのPDFデータを掲載いたしました。そちら …
『青森の文学世界』に葛西善蔵〈雪をんな〉論掲載 2019/12/24 葛西善蔵の〈雪をんな〉は、小品ながら葛西作品の中でも読みやすく、人気がある。(人気が高い、と書くのには気がひけるくらい読まれていない気がする。そもそも「人気」の目安とはなんなのだろう) 2017年の夏、青 …
【公開】白昼の訪問者|『葛西善蔵と釣りがしたい』より 2018/4/13 単行本『葛西善蔵と釣りがしたい』(2013)より、「白昼の訪問者」を公開します。必ず足の甲を目がけて落ちてくるピンポンは直しました。 (編集部) ・・・ 『葛西善蔵と釣りがしたい』(2013)収録 白昼の訪問者 ・ …
青森県近代文学館「葛西善蔵生誕130年特別展」に行ってきました 2017/8/26 とんでもない理由により、青森県近代文学館「葛西善蔵生誕130年特別展」へ行ってきた。葛西善蔵でここまでやるのか!と思える、情熱のほとばしる文学展だった。 展示をひとしきり堪能したあと、企画ご担当の文学主査Tさんを事務所へおとない、挨拶させていた …
青森行こうかな。「葛西善蔵生誕130年特別展」~9月18日(月・祝):青森県近代文学館 2017/7/20 青森県近代文学館「葛西善蔵生誕130年特別展」で、「葛西善蔵に魅せられた人々の著書」の一つとして、小社刊『葛西善蔵と釣りがしたい』が資料展示されています。光栄です。 「葛西善蔵生誕130年特別展」青森県近代文学館 7月8日(土曜 …
『葛西善蔵と釣りがしたい』より「ナマズを釣る」ほかを公開します 2017/5/23 単行本『葛西善蔵と釣りがしたい』第二章〈釣り日記はいらない〉より、「ナマズを釣る」、「近所の川でハヤ」、「ハゲじゃないです、ボウズです」、「釣り師の脳」の四本を公開します。 「 [caption …
【公開】海を知らないサクラマス|『葛西善蔵と釣りがしたい』(堀内正徳) 2017/4/22 サクラマス釣りのベストシーズン到来です。単行本『葛西善蔵と釣りがしたい』より、〈海を知らないサクラマス〉を公開します。 ・・・・・ 海を知らないサクラマス 北関東にある管理釣り場へ行った。関越道をひた走る車の中で保育園児が大人びた感じでつぶやい …
【公開】この雨が上がれば|単行本「葛西善蔵と釣りがしたい」より 2017/3/16 そろそろマルタウグイの季節です。単行本『葛西善蔵と釣りがしたい』(フライの雑誌社2013年)より、「この雨が上がれば」を紹介します。 ・・・・・・・・ 毎年、三月下旬から四月上旬に東京へ多めの雨が降る。東京都を東西に流れ下る多摩川は、その時季に …