噂のHIRANOTSURIGU(平野釣具)へ行ってきました。

うわさの平野釣具(HIRANOTSURIGU)へ行ってきました。埼京線の浮間舟渡駅から高架沿いに池袋方面へ徒歩5分くらい戻る感じ。「太成乳業」の看板が目印です。
うわさの平野釣具(HIRANOTSURIGU)へ行ってきました。埼京線の浮間舟渡駅から高架沿いに池袋方面へ徒歩5分くらい戻る感じ。「太成乳業」の看板が目印です。平野釣具の店主は平野貴士さん。『フライの雑誌』誌上には〝ヘンタイ平野さん〟としてちょくちょく協力してくれています。第99号の「隣人のフライボックス」は平野さん。あれはすごいボックスでした。
シンプルイズベスト。
シンプルイズベスト。
入ってすぐの棚には話題の最高級フライタイイングシザース「kava」の本物が。実はこの「kava」、平野氏は開発段階から深く関わっています。およそ3年間に渡る熟成の末にリリースされた逸品なのです。切れ味をその場で試すこともできます。平野釣具は開業からまだ半月ほどですが、すでに相当数売れたそうです。
入ってすぐの棚には話題の最高級フライタイイングシザース「kava」の本物が。実はこの「kava」、開発段階から平野氏が深く関わっています。切れ味をその場で試すこともできます。平野釣具は開業からまだ半月ほどですが、すでに相当数が売れているそうです。お客様の層が想像できます。
予想通り、やばそうなバンブーロッドの束が。「まだまだあるんですけどね」とのこと。おそろしい。
予想通り、明らかにやばいバンブーロッドの束が。「ほんの一部ですけどね」とのこと。おそろしい。
やばそうなフライリールの山。よくよく見ると、たとえば同じパーフェクトでも細かい仕様の違いをきっちり押えている。分かる人には分かるように、さりげなく攻めているのです。さすが。尋ねれば親切に色々教えてくれます。
こちらもやばそうなフライリールの山。よくよく見ると、たとえば同じハーディーでも細かい仕様の違いをきっちり押えている。分かる人には分かるように、さりげなく攻めているのです。さすが。尋ねれば親切に色々教えてくれます。
正直、お店に来るまではビンテージ品が中心なのかと思っていたのですが、ぜんっぜんそんなことはありませんでした。「どこにもないものを」をコンセプトにしているだけあって、ちょっと他ではないような小物やマテリアルをラインナップしているのが嬉しい。宮崎の牧浩之さんの手がけているタイイングマテリアルも一式揃えています。都内で扱っているのは平野釣具さんだけでは? 売れ筋はやはり「インセクトファイバー」「インセクトダビング」あたりのようです。
正直、お店に来るまではビンテージ品が中心なのかと思っていたのですが、ぜんっぜんそんなことはありませんでした。「どこにもないものを」をコンセプトにしているだけあって、ちょっと他ではないような小物やマテリアルをラインナップしているのが嬉しい。ビンテージものに興味のないお客さんでも目と手と足が止まります。小物だけ目当てでも行く価値あり。さすが蕨の佐々野釣具店(現ササノフライタックルクラフターズ)の佐々野社長に薫陶を受けて学生時代に釣り具商のキャリアをスタートさせ、その後、最大手のサンスイさんでしっかり教育を受けてきただけのことはあります。宮崎の牧浩之さんの手がけている珍しいオリジナル・タイイングマテリアルも一式揃えています。売れ筋は「インセクトファイバー」「インセクトダビング」「キュウシュウシカ」あたりのようです。「ダビング材とキュウシュウシカは特にいいですね」とのこと。
びっくりするような安い価格でユニークな袋物が山のように。「袋物、好きなんですよ」。思わず漁っちゃいました。
びっくりするような安い価格でユニークな手作りリールケースが山のように。思わず漁っちゃいました。となりの棚には同じく安価で面白い袋物もいっぱい。「袋物、好きなんですよ」。あなたはわりと何でも好きだよね。
『フライの雑誌』第94号の特集◎あなたのフライボックスは何ですか? で、平野氏のヘンタイ的フライボックス愛に呆れた読者は多かったことでしょう。その片鱗がこんなところに。しかも安い。「まだオープンしたてなのでサービスです」(平野)だそうです。
『フライの雑誌』第94号の特集◎あなたのフライボックスは何ですか? で、平野氏のヘンタイ的フライボックス愛に呆れた読者は多かったことでしょう。その片鱗がこんなところに。しかも安い。「まだオープンしたてなのでサービスです」(平野)だそうです。
その他、デッドストック品の新品アパレルも並んでいて、思わずハットとキャップを2点ゲット。オリジナル・ラニヤード(1000円)と同じくオリジナル・ムートンパッチ(500円)も購入。さっそくラニヤードを翌日の釣りに使いましたが、マスプロ品によくありがちな、とにかくたくさんブラさげられればいいんだろ系へのアンチ・デザインを貫いていて、まさに押しても引いてもちょうどいい感じでした。さすが伊達に長年釣り遊んできた男ではないと再確認。大満足でお店を出て、浮間舟渡駅前の浮間公園でぼんやり。この公園は釣り可なので、今度は釣り竿もって遊びにこようかな。平野氏は「子供の頃は浮間公園で釣りばっかしてました」とのことで、その姿が目に浮かびます。さぞかし腕のたつ釣り少年だったことでしょう。
その他、デッドストック品の新品アパレルも並んでいて、思わずハットとキャップを2点ゲット。オリジナル・ラニヤード(1000円)と同じくオリジナル・ムートンパッチ(500円)も購入。さっそくラニヤードを翌日の釣りに使いましたが、マスプロ品によくありがちな、とにかくたくさんブラさげられればいいんだろ系へのアンチ・デザインを貫いていて、まさに押しても引いてもちょうどいい感じでした。さすが伊達に長年釣り遊んできた男ではないと再確認。その他、平野釣具の完全オリジナル商品もすごくたくさんあって紹介しきれないので、とりあえず行ってみてください。大満足でお店を出て、浮間舟渡駅前の浮間公園でぼんやり。この公園は釣り可なので、今度は釣り竿もって遊びにこようかな。平野氏は「子供の頃は浮間公園で釣りばっかしてました」とのことで、その姿が目に浮かびます。さぞかし腕のたつ釣り少年だったことでしょう。

写真は超かっこいいHIRANOTSURIGUのホームページから。ここに写っているのが店主の平野貴士さん。300%増しくらいで超かっこよく写っているので、お店で本人を見て「あれー?」とか言わないように。
写真は超かっこいいHIRANOTSURIGUのホームページから。ここに写っているのが店主の平野貴士さん。300%増しくらいで超かっこよく写っているので、お店で本人を見て「あれー?」とか言わないように。




>なんて生真面目でめんどくさそうなお店だろう!〈平野釣具〉
『フライの雑誌』第100号に載せた平野釣具の紹介コラム。今のところPRはこの小さなコラムだけですが、連日濃ゆいお客様がご来店されているとのこと。平野氏の人望はもちろんですが、フライの世界、どこかで見る人はしっかり見てくれているんだなあと実感。
『フライの雑誌』第100号に載っている平野釣具の紹介コラム。今のところPRはこの小さなコラムだけなのに、初見の方を含めて連日濃ゆいお客様がご来店されているとのこと。平野氏個人の人望はもちろんですが、フライの世界ってどこかで見る人はしっかり見てくれているんだなあと嬉しくなりました。


『フライの雑誌』第99号 特集◎はじめてのフライロッド! 
『フライの雑誌』第99号 特集◎はじめてのフライロッド! 
『フライの雑誌』第100号記念号 特集1◎フラット・グリップ・レボリューション Flat Grip Revolution 島崎憲司郎 [特集2]わたしのベスト・フライパターン2013 渓流・本流用フライ篇: 平野釣具にも置いてくれています。100号を買いにいくのもありかと。
『フライの雑誌』第100号記念号 特集1◎フラット・グリップ・レボリューション Flat Grip Revolution 島崎憲司郎 [特集2]わたしのベスト・フライパターン2013
渓流・本流用フライ篇: 平野釣具にも置いてくれています。100号を買いにいくのもありかと。