「浅川長沼橋付近の工事への要望書」|2015年11月19日の湯殿川の工事状況(浅川長沼橋合流点)

朝、浅川長沼橋に接続する湯殿川の栄橋下流の河原に、重機(バックホー)が入って盛んに工事しているのを発見。ここはコイとオイカワとウグイの産卵場所だった。今年は何十年かぶりで、アユもたくさん遡上していた。地元の子どもが釣りで自然に親しんでいる貴重なポイントでもある。

合流する接続水面にも関わらず、湯殿川を管轄する東京都南多摩西部建設事務所(南西建)と、浅川を管轄する京浜河川事務所双方の、意思疎通は薄い様子。

長沼橋付近を工事するなら当然、湯殿川にも関連する。南西建の担当者さんへ、ここまでの経緯を説明し、今後は京浜河川事務所と連携してもらえるように依頼する。

> ここまでの経緯とまとめはこちら

ド派手にやっている。正直、「やられたー!」という感じ。
ド派手にやっている。正直「やられた!」という感じ。
浅川と湯殿川の合流点を長沼橋から。合流点から上流側で湯殿川の最初の橋が栄橋。
浅川と湯殿川の合流点を長沼橋から。合流点から上流側で湯殿川の最初の橋が栄橋。
何がしたいのか分からない。
何がしたいのか分からない。周辺住民への事前の告知説明はなかった。
南西建からの「お知らせ」。施工箇所の表示をよく見ると、いままさに重機がガンガン動いている、この栄橋下流は含まれていない。
南西建からの「お知らせ」。施工箇所の表示をよく見ると、いままさに重機がガンガン動いている、この栄橋下流は含まれていない。
「浅川長沼橋付近の工事への要望書」。2015年11月13日、京浜河川管理事務所へ提出。※個人情報部分を加工しています。|「治水のプロ」からすれば見当違いのことを言っているのかもしれない。しかし今までの河川管理行政のあり方への批判は多い。時代も変わってきている。再検証は必要だ。生き物や人の暮らしへ、もっと本質的に寄り添う河川管理もあるのではないか。むしろ、そこを真剣に研究・実践するのがプロではないか。
「浅川長沼橋付近の工事への要望書」。2015年11月13日、京浜河川事務所へ提出。※個人情報部分を加工しています。|「治水のプロ」からすれば見当違いのことを言っているのかもしれない。しかし今までの河川管理行政のあり方への批判は多い。時代も変わってきている。再検証は必要だ。生き物や人の暮らしへ、もっと本質的に寄り添う河川管理もあるのではないか。むしろ、そこを真剣に研究・実践するのがプロではないか。