アユ釣りシーズンの最盛期を迎えた。アユは釣って面白く、食べておいしい。雑誌、新聞、テレビなど、釣り関連の媒体はアユ釣りの特集を組んでいる。〈アユのおいしい食べ方〉を解説する記事も多い。
釣りが個人の自由意思の遊びである以上、釣るも釣らないも自由、食べる食べないも自由だと個人的には考える。
しかし、釣りの媒体が淡水魚の放射能汚染の事実を無視したり、政府のお先棒を担いで、明らかに放射能で汚染されているのが分かっている魚の〈安全・安心〉をうたうのは、話が違う。
苔を食べるアユの場合、セシウムははらわたから多く検出されることが分かっている。はらわたを除けばセシウムの摂取は軽減される。
もちろんアユのはらわたを捨てるのは興ざめな食べ方に決まっている。それでも、知っているのと知らないのでは意味が違う。
放射能汚染時代における釣り媒体の役割とはなんだろう。
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＞淡水魚（川と湖の魚）の放射能汚染まとめ 7/20更新