中禅寺湖のマス類と霞ヶ浦の魚たちの放射能汚染の行方

栃木県9/28発表、中禅寺湖のブラウンから150Bq/kg、ヒメマスから140Bq/kg、ニジマスから99Bq/kgの放射性セシウムを検出。

『淡水魚の放射能 川と湖の魚たちにいま何が起きているのか』(水口憲哉著)では、チェルノブイリ事故によるノルウェーのブラウントラウトの放射能汚染の推移の前例から、日本のマス類の放射能汚染の行方を予測している。中禅寺湖のマスの計測値にあてはめるとこの先が見えてくる。

茨城県10/3発表、霞ヶ浦(北浦)ワカサギから32Bq/kg、北浦モツゴから34Bq/kg、西浦天然ウナギから69Bq/kgの放射性セシウムを検出。

『淡水魚の放射能』では霞ヶ浦だけで一章を設けている。霞ヶ浦は常陸利根川の逆水門により水がめ化し、河川から流入するセシウムが貯まり続ける一方の状態だと指摘している。分からないことも多いがきびしい。

> 淡水魚(川と湖の魚)の放射能汚染まとめ(10/5追加)