今日は今世紀最長の皆既日食だった。次は2035年まで待たねばならない。国内の陸地で皆既日食が観測されるのはじつに46年ぶりという珍事だ。
九州鹿児島県の本土では、部分食97%の〈ほぼ皆既日食〉。インドからトカラ列島まで世界中の老若男女をまきこんで上を下への大騒ぎとなった世紀の天文ショーを、まさに愛する地元・鹿児島の地で迎えたこの男が、黙って見過ごすはずはない!
『フライの雑誌』次号(8/25発行)では、ほぼ皆既日食下の海で夜行性のヤマトカマスがどう動いたのか、日食の前後で釣れ具合は変わったのか、小魚とフィッシュイーターの行動にどんな変化があったのかを、あの中馬達雄氏が現地から詳細生リポートする。
じつはつい今しがた編集部にその原稿が届いた。
皆既日食は満月の半分の明るさというが、97%の部分食で夕マズメ程度の暗さになるとは思えません。まして曇りや雨の場合は明るさの変化がそれほどのものとは思えません。
それでも、10時57分の前後で魚の動きにどんな変化があるのか、学者ではなく釣り人の視点で見てみたかったのです。
これはもう一釣り雑誌に掲載してよしとするレベルの内容ではないと思います。『フライの雑誌』次号の発売をお待ちください。