宮崎県高原町在住の職業猟師で西洋毛鉤釣り職人、牧浩之氏と電話で2時間、新しい単行本の打ち合わせ。
電話しながら修正したラフを、IDからPDFで切り出してメールで送り、「今送ったから見て」「お、いいですね!」。これで東京と1000キロ離れてる。ITをばりばり活用できるのも信頼関係ゆえだ。
牧浩之氏と作った最初の単行本『海フライの本』(品切れ)は2006年、初単著の大作『海フライの本2 はじめての海フライタイイング&パターンBOOK』(品切れ/電子版のみ)は2007年の発行だ。彼はまだ20代だった。
『海フライの本2』については、後に、月刊誌が企画と文章を丸まるパクった。即座に抗議して先方の誌面へお詫び文を掲示させた。(ああいうことして恥ずかしくないのかなあ。)と二人で言い合った。今では、それだけインパクトのある仕事をしたということだと思っている。
牧浩之氏と川崎の海で最初に会ってから10年以上たった。その間、彼は色々な経験をして、大きく変化した。とてもいい顔になった。
あれやこれやの思いをこめて、牧浩之氏の単行本ばりばりと進行中です。本人はもちろん、わたしも気合入ってる。
来月出します。