近刊『海フライの本3』編集日記 09

おかげさまで九割二分まできました。あとはフィニッシュするだけ。最後の最後でウィングへセメントべったりしたり、アイを埋めないように気をつけます。ご注文への返信が滞っていてすみません。順次ご案内します。

おかっぱり(岸から)の海のフライフィッシングの、ここまで突っ込んだ専門書は、古今東西、アメリカにもヨーロッパにもありません。

というより、おかっぱりの海フライが体系的に発展したのは日本だけです。

ご自分では言いませんが、まさに中馬さんがおかっぱりの海フライという、ジャンルそのもののパイオニアです。

※先行予約特典の薄い本(「マッチ・ザ・バッチ」)も順調に進んでいます。大人の事情で先着順です。どうかお早めに。

「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」
THE ADVANCED GUIDANCE OF SALTWATER FLY FISHING

単行本: A5判 144ページ
出版社: フライの雑誌社 (2018/3/25)
言語: 日本語
ISBN-13: 978-4939003738

内容紹介
海フライがもっと分かる!釣れる!
近年、国内外の海でフライフィッシングを楽しんでいる人が増えています。本書は、海フライを知りたい、広く楽しみたい、思い通りに釣りたいフライフィッシャーのための、海のフライフィッシング教書です。
スズキ、カマス、アジ、イナダ、ギンガメアジ、ロウニンアジ、根魚、カンパチ、シイラなどを、岸から狙って釣るためのテクニックと、日本の海で生まれ育ったよく釣れるフライパターン、初めての海の探り方、リゾートなどの離島でのフライフィッシングまで網羅しました。
これから海フライを始めたい方、渓流や湖のマス釣りで忙しい方の読み物としても、楽しんでいただけます。

著者について
1950年、釣具店の息子として生まれる。幼少時から各種の釣りに勤しみ、ラ・サール高校卒業。金沢大学中退。全国を放浪の後、1977年郷里の鹿児島市へ戻り「FLY SHOP ちゅうまんの夢屋」を開業。淡水・海の区別なくフライフィッシングどっぷりの生活に入る。同時に各地の海でフライロッドを振り始め、現在も釣行回数は海を中心に年間300日を超える。岸からロングキャストして〝狙って釣る〟海のフライフィッシングの確立を追い求めている。40年間続けた無料キャスティングレッスンの卒業生は全国に散らばり、それぞれの海を開拓している。本人は否定するが、通算釣果はおそらく30万匹を超える。

「フライの雑誌」での中馬さんの連載15年間+書き下ろしたっぷりを、分かりやすく一冊にまとめました。たいへんなことです。頭の中がアジとかサバとかセイゴとかで団子状態です。ときどきその上をシイラのおじさんがジャンプして横切ります。
海フライの本3 海のフライフィッシング教書
『海フライの本 はじめての海のフライフィッシング』 国内初の「海フライ」単行本(品切れ)
『海フライの本2 はじめての海フライタイイング&パターンBOOK』(品切れ) 完全電子版
フライの雑誌 113(2017-18冬春号): ワイド特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|川野信之/黒石真宏/碓井昭司/本村雅宏/渋谷直人/平野貴士/坂田潤一/遠藤早都治/加藤るみ/田中祐介/山本智/中原一歩/山﨑晃司
○天国の羽舟さんに|島崎憲司郎
○〈SHIMAZAKI FLIES〉シマザキフライズ・プロジェクトの現在
『フライの雑誌』第113号
本体1,700円+税〈2017年11月30日発行〉
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