月曜日は柴崎のテルさんで朝日のあたる男、真柄慎一さんとそのご家族と呑み会。真柄さんにはもっと作品を書いてほしい。久しぶりに書いてくれた第113号の「この夏のオイカワ釣り」もすごくよかった。
あのプロの読み手の荻原魚雷さんも、真柄さんの書くものをほんとうにほめてくれているんだよ、と、今まで何回も伝えていることをまた繰り返して伝える。
すると本人は
「そうっすかねえ。おれには何がいいのか、全然わかんないっすねえ。」
といつもの反応。そこでわたしが
「魚雷さんはいまの『フライの雑誌』だと、真柄さんのとなごみの遠藤早都志さんの文章が好きなんだって。それはおれもよく分かるの。だって二人の文章は、真似しようと思っても真似できない。釣り雑誌で横行している有名人のリライト(編集部による書き直し)では、ぜったいに出ない作品なんです。」
と重ねて言った。
そのとき、真柄さんのビールを呑む手が、ピクリと止まった。
おお、なにを言うのかなと思ったら、
「そういえば、遠藤さんっていつも〝感謝〟してますねえ。」
と言ったのだった。
今まで気づかなかったが、たしかにそうだ。
わたしもそう思う。
真柄さんと美味しいもの食べて楽しく呑んだ後、家に帰って〝今日の真柄さん〟を妻へ報告。わたしにしてはけっこう呑んだから、風呂にずぶっと入ってそのまま寝た。
見た夢は釣りの夢だ。
釣り師が見る夢は釣りの夢だ。
釣りの夢は、どこかいいとこへ行って、どうでもいいことがいろいろあって、さあこれから投げるぞ、というところで目が覚める。
人生も同じやん?



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○ちゅうまんの夢屋(鹿児島県鹿児島市)
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○ビギナーズ・マム(大阪府大阪市) 追加
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○いはら釣具(徳島県板野郡)
○プロショップ・オノ仙台店(宮城県仙台市)
○アウトドアワールド浜松店(静岡県浜松市)
○レインボー(埼玉県新座市)
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○ささきつりぐ(広島県広島市)
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○天国の羽舟さんに|島崎憲司郎
○〈SHIMAZAKI FLIES〉シマザキフライズ・プロジェクトの現在
この夏のオイカワ釣り
真柄慎一 『フライの雑誌』第113号
本体1,700円+税〈2017年11月30日発行〉
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身近なビッグゲーム 中村善一×島崎憲司郎 異分野対談
画家の視線とシマザキワールド 後篇
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シマザキ・ワールド13 島崎憲司郎|
マシュマロ特集
SHIMAZAKI WORLD13。オリジネーターの島崎憲司郎さんによるマシュマロ誕生秘話、マシュマロ・ピューパのタイイングのコツと写真解説、オポッサムのコラムも。最近のバックナンバーではクロスオーストリッチ特集の第90号と同じくらい、いちばん売れている号。
text&photo by Kenshiro Shimazaki