かんたんポッパーヘッドの作り方と昨日の河口湖

怪物みたいな連中がドッカンドッカン無意味にぶつかり合うプロレスが好きな自分は、早く寝ればよかった。大和魂。サムライジャパン。

フランス対アルゼンチンは最高だった。最後まで攻めていた。フランスは時間稼ぎをしなかった。

魚でも鳥でも飼育してる生きものに名前つけると殺せなくなるものだが、タコのラビオくんはあっけなく殺られた。無脊椎動物の哀しさか。

さいきん、オイカワを釣りたくてフライフィッシングを始めました、という読者さんからの声が何通か届いてる。ブラックバスを釣りたくてフライフィッシング始めた、という方もいる。たいてい皆さんお若い。

狭いムラ路線で、内向き、懐かし目線の、まったりした本づくりは『フライの雑誌』はしない。歴史は敬う。攻める。未来へつなげる。変わるものもある。変わらないものもある。時代はつねに動いている。

迷惑だからと人間に駆除される(殺される)生物に自分が心を寄せるのは、科学とか倫理とか擬人化とか動物愛護とかじゃない。端的に言って、人間社会なら自分は駆除される側だという自覚がある。思いきり擬人化。

よし、明日は河口湖へブラック釣りに行こう。

フライフィッシングで。

金曜の夜はフライデー。上州屋八王子店さんへ。今夜はマシュマロスタイルのテレストリアル、バスバグ、簡単ポッパー
井上師匠のかんたんフォーム・ポッパーフライ。釣れます。
ポッパーヘッドの材料にはフォームがいちばん手軽。端っこを火で軽くあぶるとおさまるよ、と井上師匠が教えてくれた
河口湖は大爆風。こういうところからガバチョッ!ってブラックバスが出ないかなあ、と思ってやってます。
こういうところからガバチョッ!ってブラックバスが出ないかなあ、と思ってやっています。生涯二番目に小さいバスが釣れた。どれくらい小さいかというと小さすぎて写真に撮れないくらい小さい。6番がビクともしない。
川野信之さんのお別れ会を忍野のC&Fさんで。静岡のお仲間がたくさん集まった。川野さんのお人柄がしのばれるすてきな会だった。黒石さん、久しぶりに森村さんにも会えた。フライロッダーズの鈴木編集長もいらしていた。
川野さんはほんものの釣り師だったから、わたしがお別れ会の前後に釣りしたって許してくれるじゃろうて。こういうところからガバチョッ!ってブラックバスがフライに出ないかなあ、と思ってやっていたわけです。
けっきょく爆風おさまらず。さいごにちょっといいのバラしておしまいでした。ほんと言うと今日は釣り始めてすぐ、お気に入りの古いオービスの帽子を突風に湖へ飛ばされ、見る見る沖へ流されてがっくりきて、釣りどころではなかったのでした。言い訳言い訳。バス/ギル特集が出てから、バスのフライフィッシング盛り上がってるね!と何人かに言われますが、いちばん盛り上がってるのわたしかもしれない。小さいのしか釣れなくても、いいのバラしても楽しいんだなこれが。大盛り上がり。
島崎憲司郎 著・写真・イラスト「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
〈フライフィッシングの会〉さんはフライフィッシングをこれから始める新しいメンバーに『水生昆虫アルバム』を紹介しているという。上州屋八王子店さんが主催している初心者向け月一開催の高橋章さんフライタイイング教室でも「水生昆虫アルバム」を常時かたわらにおいて、タイイングを進めているとのこと。初版から21年たってもこうして読み継がれている。版元冥利に尽きるとはこのこと。 島崎憲司郎 著・写真・イラスト 水生昆虫と魚とフライフィッシングの本質的な関係を独特の筆致とまったく新しい視点で展開する衝撃の一冊。釣りと魚と自然にまつわる新しい古典。「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
フライの雑誌-第114号特集1◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング 特集2◎[Shimazaki Flies]シマザキフライズへの道1 島崎憲司郎の大仕事 籠城五年

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フライの雑誌 125(2022夏秋号)

> くわしい内容はこちら

Flyfishing with kids.
一緒に楽しむためのコツとお約束

子供と大人が一緒にフライフィッシングを楽しむためのコツとお約束を、子供と大人で一緒に考えました。お互いが幸せになれるように、子供が子供でいられる時間は本当に短いから。

子供からの声(10〜12歳)|大人からの声|水産庁からの声|子供と遊ぶための道具と技術と心がまえ|釣り人の家族計画|イギリスの場合|「子供釣り場」の魅力と政策性

特別企画◎シマザキワールド16 島崎憲司郎 
座談会「みんなで語ろう、ゲーリー・ラフォンテーン」 
そして〈シマザキフライズ〉へ

ちっちゃいフライリールが好きなんだ|現役で使えるグリーンハート製ロッド大集合!|湯川の娘 知来要|カワムツはいつ、どこから来たか|海女のゆく末|メガソーラーの問題点

水口憲哉|中馬達雄|川本勉|斉藤ユキオ|カブラー斉藤|大木孝威|荻原魚雷|樋口明雄|島崎憲司郎

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2022年7月発売・第125号から直送 [フライの雑誌-直送便]

 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。

身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック 増補第二版(フライの雑誌・編集部編)

フライの雑誌社の単行本「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」

「離島の釣りはバクチです。バクチは楽しい。」(中馬達雄名言)

フライの雑誌-第122号|特集◉はじめてのフライフィッシング1 First Fly Fishing 〈フライの雑誌〉式フライフィッシング入門。楽しい底なし沼のほとりへご案内します|初公開 ホットワックス・マイナーテクニック Hot Wax Minor Technics 島崎憲司郎+山田二郎 表紙:斉藤ユキオ

島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。

水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW

特集◉3、4、5月は春祭り 北海道から沖縄まで、毎年楽しみな春の釣りと、その時使うフライ ずっと春だったらいいのに!|『イワナをもっと増やしたい!』から15年 中村智幸さんインタビュー|島崎憲司郎さんのスタジオから|3、4、5月に欠かせない釣りと、その時使うフライパターン一挙掲載!
フライの雑誌』第124号

単行本新刊
文壇に異色の新星!
「そのとんでもない才筆をすこしでも多くの人に知ってほしい。打ちのめされてほしい。」(荻原魚雷)
『黄色いやづ 真柄慎一短編集』
真柄慎一 =著

装画 いましろたかし
解説 荻原魚雷

桜鱒の棲む川―サクラマスよ、故郷の川をのぼれ! (水口憲哉2010)