1996年のIWAジャパンのパンフレットが出てきた。幻となった8.18川崎球場大会〈悪夢の架け橋2〉の告知が載っている。
IWAジャパン参戦時代のターザン後藤選手は、本っ当に怖くて強かった。まさに鬼。あのカン高い笑い声がまた憎たらしかった。そして笑った顔は、実はとてもかわいかった。鬼なのに。
さようなら。ありがとうございました。
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不肖わたくしは、2008年のトラウト・フォーラムオークションに、秘蔵のビデオ「IWAジャパンプロレス新宿二丁目劇場のすべて」と、同秘蔵のビデオ「IWA 全面戦争 冬木・ターザン後藤・外道・ナガサキ登場!」を出品した。
なんと入札がなかった。誰も興味がなかったようだ。渾身の出品だったのに。
そこで手持ちのフライロッドをおまけにつけた。するとまとめてすぐお客がついた。ビデオいらない、とか言われた気がするけど、まあそうおっしゃらずに、と差し上げた。
今となってはいい思い出だ。
かあさん。僕のあのビデオはどこへ行ったのでしょうね。(古典
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おかげさまで売れています。『フライの雑誌』第124号は、待ちに待った春、ココロもカラダも自由な「春の号」です。