〈桐箱入り六角バンブーロッドセット〉

都内のT氏宅にて、戦後すぐに一世を風靡した伝説的な〈桐箱入り六角バンブーロッドセット〉の実物新品を、初めて見せていただきました。とても美しい仕上げと存在感に息をのみました。

T氏にはフライの雑誌-次号第125号でもご協力をいただいています。

今から70数年前、進駐軍が先を争って買っていった桐箱入りのスーベニアの本物。ものすごく売れたそうです。後発他社からコピーが粗製濫造されました。現代と変わりありませんね。

完品、しかも未使用で現存しているものはきわめて貴重。これもまた歴史上のバンブーロッドです。

現・株式会社天龍会長の塩澤美芳さん(92歳)。約70年前に〈桐箱入り六角バンブーロッドセット〉を企画・製作・販売した、まさにご本人です。当時の背景は、【公開記事】「日本フライフィッシングの軌跡」第4回「メイド・イン・ジャパンの日が昇る」塩澤美芳さん ロングインタビュー(まとめ:稲垣宗彦|フライの雑誌-第101号)|「一通の手紙から フロリダの釣り友だちとの30年」より、「宛先のない手紙」「スピードスティックの誕生地」(フライの雑誌-第119号)を、ぜひお読みください。

「これはたしかにわたしが作ったものです。よくありましたねえ。」とお喜びのあと、ふと真剣な目で竿を見つめる塩澤会長。


>「日本フライフィッシングの軌跡」第4回「メイド・イン・ジャパンの日が昇る」塩澤美芳さん ロングインタビュー(まとめ:稲垣宗彦|フライの雑誌-第101号)

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フライの雑誌-第122号|特集◉はじめてのフライフィッシング1 First Fly Fishing 〈フライの雑誌〉式フライフィッシング入門。楽しい底なし沼のほとりへご案内します|初公開 ホットワックス・マイナーテクニック Hot Wax Minor Technics 島崎憲司郎+山田二郎 表紙:斉藤ユキオ

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島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。

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特集◉3、4、5月は春祭り 北海道から沖縄まで、毎年楽しみな春の釣りと、その時使うフライ ずっと春だったらいいのに!|『イワナをもっと増やしたい!』から15年 中村智幸さんインタビュー|島崎憲司郎さんのスタジオから|3、4、5月に欠かせない釣りと、その時使うフライパターン一挙掲載!
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おかげさまで売れています。『フライの雑誌』第124号は、待ちに待った春、ココロもカラダも自由な「春の号」です。

2022年2月発売・第124号から直送 [フライの雑誌-直送便]

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単行本新刊
文壇に異色の新星!
「そのとんでもない才筆をすこしでも多くの人に知ってほしい。打ちのめされてほしい。」(荻原魚雷)
『黄色いやづ 真柄慎一短編集』
真柄慎一 =著

装画 いましろたかし
解説 荻原魚雷

桜鱒の棲む川―サクラマスよ、故郷の川をのぼれ! (水口憲哉2010)

フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄 品切れ

ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです

選ぶべき未来は森と川と魚たちが教えてくれる。─『淡水魚の放射能 川と湖の魚たちにいま何が起きているのか』(水口憲哉=著)

特集◎釣れるスウィング
シンプル&爽快 サーモンから渓流、オイカワまで|アリ・ハート氏の仕事 Ari ‘t Hart 1391-2021|フライフィッシング・ウルトラクイズ!
『フライの雑誌』第123号
2021年10月15日発行
ISBN978-4-939003-87-5