郵便ポストを開けたら「Let It Be」が入っていた。広告チラシで超適当に梱包してあるので、中身が見えちゃっている。切手がガタガタにずれて貼ってある。よくこれで届いたと思うくらい。
そうかなと思ったら、やはり送り主は古い知り合いのミュージシャンだった。この人は昔からときどき唐突に、こういうプレゼントCDを送ってくれる。中身は昭和歌謡だったりスタンダード・ジャズだったり、ビートルズだったり。
先月わたしは何年かぶりで、予告なしで彼のライブに行っていた。その返礼かもしれない。当夜、わたしは会場の前の方にいたくせに、なんか恥ずかしくて、挨拶もしないで帰っちゃった。
それにしても「Let It Be」だ。これを選んで送ってくれた背景には、ミュージシャンの深い思慮というか、何かメッセージ性があるのだろうか。考えたが、ちょっとよく分からない。心当たりもない。まあそういう人だから、と思うことにした。
角の破けた広告チラシをさらにほどいて、「Let It Be」を取り出した。2009年デジタルリマスター版。新品。アルバムは持ってるし、今は配信でも聴ける。でもせっかくなので、送ってくれたCDをプレイヤーに入れた。そういえば最近はわざわざCDを聴く機会も減った。
おれ、おれ、おれの。
君と僕とでひと山当てよう。
長いうねうね道だね。長いうねうね道だね。
なるようになりますやろ。放置でよし。
長いうねうね道だね。長いうねうね道だね。
さあみんな、太陽を見上げよう。
帰ってこーいーよー。
あれれ、なんか楽になってきたぞ。
元気でました。
夢と希望は大切です。
「Let It Be」をありがとう。
…
第126号〈隣人のシマザキフライズ特集〉続き。島崎憲司郎さんのスタジオで2022.12.26撮影。狭いシンクを泳ぐフライ。まるっきり生きてる。これ笑うでしょ。まじやばい。(音量注意) pic.twitter.com/vFuHHPEJvh
— 堀内正徳 (@jiroasakawa) December 27, 2022
フライの雑誌 124号大特集 3、4、5月は春祭り
北海道から沖縄まで、
毎年楽しみな春の釣りと、
その時使うフライ
ずっと春だったらいいのに!