多摩湖駅前フィッシングエリアのフライフィッシングイベントに参加。
そのあとは、多摩湖からの武蔵境ループ・トゥ・ループさん、からの高円寺ペリカン時代さんの新作ウフ。犬も歩けば楽しいことにぶちあたる。完璧な日。
イベント会場はアパレルにつよい主宰の齋藤竜也さんの人柄&人脈で、フライフィッシングに興味のあるお洒落な若者だらけだった。「フライの雑誌」の読者さんにも会えた。未来は明るい。参加してよかった!
若さについていうと、若けりゃいいというわけではないが、若さは大きなアドバンテージで、一つの才能である。しかし若さは相対的な一瞬の花火にすぎない。いずれ皆さん年寄りになる。
年寄りは経験によるインサイドワークという強力な武器を装備する。場外乱闘へ誘い込んだり、レフェリーの目を盗んで凶器攻撃したりする。それはそれで悪くない生き方だ。
個人的な話をすると、わたしは子供の頃、アメリカのバス釣り大会で優勝し、弁護士資格を持ち、ヘリコプターをチャーターする鮎川魚紳さんみたいな、かっこいいお兄さんになりたかった。だが、なりそこねた。
じゃあ、かっこいいおじさんになろう。と思っていたが、なりそこねた。
いまは、かっこいいおじいさんになってやる。と思っている。
目指すのは凶器攻撃する一平じいさんである。
『元気な漁村 海を守り、にぎやかに暮らす』
水口憲哉(著) (各ネット書店)
魚が減った、漁業は大変だ、水産業の先行きはない、と言われている。これは間違っている。全国の元気な漁村には元気な理由(わけ)がある。
健全な海を持続的に利用すれば環境負荷もコストも低くて、豊かで安全で、おいしい魚を食べられる。
日本の多くの漁村は江戸時代はそんな感じだった。江戸時代から続く〈元気な漁村〉は21世紀の現代も日本各地に残っている。それにはそれぞれの理由がある。
百年後も続く、日本の漁村の未来のために。
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『元気な漁村 海を守り、にぎやかに暮らす』(水口憲哉)【2025年1月】
特集1◎新しい釣り Try New Things 世界を広げる。脱マンネリズム。|特集2◎シマザキフライズはどうなっているのか 島崎憲司郎|釣人専門官ってなぁに 日本釣り場論|釣るためのトラディショナル・スペイキャスト 総まとめ|水口憲哉 新刊『元気な漁村』
楽天ブックス、Amazonなど、オンライン書店での受付が始まりました。