『ルアーマガジン リバー』8月号で『文豪たちの釣旅』を紹介。

渓流トラウトルアーの専門誌『ルアーマガジン リバー』さんの8月号がでた。今号の特集は「夏渓流の遊び方」。缶詰がつづいている編集室でこの表紙を見て、そうだった、夏はもう目の前だったんだねと気づいた。

『フライの雑誌』の次号第97号は7月中旬発売。4月中旬発売の第96号を〈初夏号〉にしたので、第97号は〈初秋号〉にしようかと思う。ちなみに去年12月発売の第95号は〈冬号〉だったから、〈春〉はなかった。ぜんぜん季刊じゃないじゃん。

『ルアーマガジン リバー』さんの最新8月号の紹介。

こういうすこーんと抜けた空の下で深呼吸したいんだよわたしは。
いちばん好きな連載。今号はやっと魚が釣れてよかった。他人事ながらホッとした。だってキャッチ・アンド・リリースの釣り堀をめぐる企画でボウズ率5割って、いくらなんでもまずいでしょう。絵がかわいい。
表紙のロゴ左下をよく見ると吹き出しにちっこい文字で「書を捨てよ、渓に出よう」と書いてある。こういう生真面目さが好き。
小社の新刊・大岡玲著『文豪たちの釣旅』を紹介してくれた。本が出たのが締切ぎりぎりだったはずだから、むりやり突っ込んでくれたのだと思う。版元のサイトから引っ張ってきた文言をコピペするだけの書籍紹介記事が多い中で、リバーさんの記事ではかならず独自の言葉をひねり出して本を紹介している。本来、書籍の紹介記事ってそういうものだろうと思うのだけれど、それができてない媒体が多い。コピペ記事になんかだれもお金を出してくれない、そんなのあたりまえじゃんと思うのだが。今回リバーさんは『文豪たちの釣旅』に「夏の夜にぴったりな知的釣りエッセイ」というあくまでさわやかなフレーズをつけてくれた。夏渓流特集にもぴったり。ありがとうございます!
ルアーマガジン リバー2012年8月号