同型バラし2匹。フライは12番のカラスのソフトハックルと、シマザキヒゲナガラーバ2024のスウィング。
1600過ぎに川についてみたがライズなし、魚っけなし。せっかく来たんだからとドライフライで釣り始めたが、1時間何もなし。ありゃあ、とシマザキヒゲナガラーバ2024に交換してスウィング、おおお。一投めでヤマメきたよ。大事に大切に、とやっていたら足元まで寄せてきて外れた。まぢですか。尺あったろ。
下流に、ジーンズに運動靴姿のフライフィッシャーマンを発見。護岸の上から釣っている。ド素人か、はたまたやばい系の玄人かと観察していたら、釣った。うわ、玄人様だった。見ている間にもう1匹釣った。やりとりの竿あしらいもうまい。近づいていってお声をおかけした。やはり地元の人だった。
とても親切。今日はどうやって釣ったか、なぜウェーダーを履かないのか、ふだんはどんな釣りなのか、今日の川と魚の様子など、ことこまかに教えてくれた。具体的な釣り方と、効くはずのフライパターンとその使い方も教えてくれた。その教えてくれ方に嫌味がない。
ああおれもこういう地元の釣り師になりたいなあ、と思う感じの、爽やかでまっすぐな若者だった。「フライは親父に習ったんです。」と言っていた。ますますいいな。「今日はライズないからアレだけど、ライズあればマシュマロっすね。」ともおっしゃっていた。お友達もやってきた。お友達は竿を持っていない。すでに2匹も釣った運動靴さんはもう竿を振る気がなさそうで、二人で楽しげに話している。こういう地元感あふれる釣りは大好きです。
教えてもらった方法に切り替えて、しばらくすると、俺にもキタ。うっひょー。今年はこの川へ二回来てダメだったので、ようやくリベンジできた。お礼を申し上げると、二人とも自分のことのように喜んでくれた。他人様が釣った時に一緒になって喜べる人は、すばらしいです。逆に、誰かがいい魚を釣ると、「もっといい魚いるんだけどなあ。」なんてつい口に出ちゃう人がいます。気持ちはわかるけど。
お友達がニコニコ笑いながら帰っていった。いい釣りだ。いい川だ。先ほどマシュマロが出てきたのでおそるおそる「釣り雑誌で『フライの雑誌』って知ってますか。」と聞いてみると、「読んでますよ。」とのこと。なんて幸せなんでしょう。お願いしてLINE交換させてもらった。が、じじいのわたしの不手際でうまく登録できていなかった。運動靴さん、もしこれをみていたらぜひご連絡ください。
オンライン書店での扱いが始まりました。
honto 在庫ありhttps://t.co/guu6ZUI3AX
楽天ブックス 在庫ありhttps://t.co/9tK3zB7WAi…
アマゾン 在庫ありhttps://t.co/Ldvtbz27BV pic.twitter.com/ZcJktERIYc— 堀内正徳 (@jiroasakawa) March 18, 2024
フライの雑誌 125(2022夏秋号)
> くわしい内容はこちら
Flyfishing with kids.
一緒に楽しむためのコツとお約束
子供と大人が一緒にフライフィッシングを楽しむためのコツとお約束を、子供と大人で一緒に考えました。お互いが幸せになれるように、子供が子供でいられる時間は本当に短いから。
子供からの声(10〜12歳)|大人からの声|水産庁からの声|子供と遊ぶための道具と技術と心がまえ|釣り人の家族計画|イギリスの場合|「子供釣り場」の魅力と政策性
特別企画◎シマザキワールド16 島崎憲司郎
座談会「みんなで語ろう、ゲーリー・ラフォンテーン」
そして〈シマザキフライズ〉へ
ちっちゃいフライリールが好きなんだ|現役で使えるグリーンハート製ロッド大集合!|湯川の娘 知来要|カワムツはいつ、どこから来たか|海女のゆく末|メガソーラーの問題点
水口憲哉|中馬達雄|川本勉|斉藤ユキオ|カブラー斉藤|大木孝威|荻原魚雷|樋口明雄|島崎憲司郎