ドローンに乗って川へ行きたい。

「ゲリラ戦争」チェ・ゲバラ/「原発の倫理学」古賀茂明/「原発のウソ」小出裕章/「官邸崩壊」上杉隆/「機動警察パトレイバー2 the Movie」押井守/「NO.1メンタルトレーニング」西田文郎/「若者奴隷時代」山野車輪/「逆転力」指原莉乃

(官邸ドローンおじさんの「参考書」)

40歳のおじさんがおおっぴらにする参考書にしては、あまりにも隙だらけじゃないか。

官邸にドローン落下させた元空自隊員の年齢が40歳で、寄ってたかって「ドローンおじさん」「厨二病こじらせおじさん」「引きこもりおじさん」「わりといけてるマンガ描いてたらしいじゃん、おじさん」などなど言われている。

もう分かったよ。40歳はもちろんおじさんだよ、おれはもっとずっとおじさんだよ、なんか文句あるかい、という気持ちでいっぱいだ。

人は好きで40歳のおじさんになるのではない。少年は勝手に40歳になり、そのまま時間が止まらないだけだ。

次号の編集作業も詰まってきた。小さくなってドローンの背に乗って、お気に入りのあの川へ飛んで行きたい。

〝我が内なる連合赤軍〟をもじって、〝我が内なるドローンおじさん。40歳。〟とか言ってみても、ため息しか出ない。「原発がらみの直接運動は、一部では尖鋭化していくのかもしれない。尖鋭化させられるというべきか。」とわたしは3年前に書いたが、それがドローン落下じゃあどうにもならない。
「原発がらみの直接運動は、一部では尖鋭化していくのかもしれない。尖鋭化させられるというべきか。」とわたしは3年前に書いたが、それがドローン落下じゃあどうにもならない。