ライズ狙いのヤマメ釣りと岩手の毛ガニとサクラマスと、池を作ろうと思う。22 Post:2013/4/11 昨日は風が強かったものの昼前後にライズがちらほら。久しぶりにヤマメのライズ狙いの数釣りを楽しんだ。さいこー。このように魚を手前に置いて写真を撮ると遠近法で魚がおっきく見えます。しっぽを画面から切ると、見る人の想像力が働いてさらにおっきく見えます。撮影時は全体をおさえて後からトリミングするのがよいでしょう。 イブニングはヒゲナガは不発だったものの、いっときはガガンボへのライズが雨あられ。もっと手前に魚をぐいと引き寄せればもっとおっきく見えたはず。体長はそれほどでもないがヘラブナみたいな幅広ヤマメだった。 岩手県産のなんて立派な毛ガニ。つんつんするとハサミを振り上げてぐもわあっと動く。産地の方によると、カニが生きている状態で届かないと意味がない由。すげえ。釣りから帰ってきてカニに出会い、夜9時をすぎていたのにも関わらず大鍋でゆではじめた。この写真を撮った20分後、まっかにゆであがったカニをむしゃむしゃとやってやった。毛がには北海道でしょうと思っている方は多いだろうし、わたしもそう思っていたが身質といい詰まりといい香りといいカニミソの豊潤といい、おれの人生の中でこんなにおいしい毛ガニは初めてだ。あんまりうまくてカニに酔ったみたいになった。とにかく食べてみてよ、岩手の毛ガニを!としか言いようがない。 三陸の真のマス、真マス、サクラマス。サクラマスはうまいねえ、とわたしが言ったら『釣道楽』誌の利き鮭編集人は、「そりゃうまいっしょ」とひとこと。当然ですよという感じでうなづいていた。 毛ガニと真マスに酔いしれた濃厚な一夜が明けたうちの池。ろ過装置のろ材を60センチ水槽用のものに交換した。水色がだんだん澄んできた。昨日の釣りと夜の毛ガニを思い出しながら、池のメダカと金魚を見てぼーっとする。いい本作れる気がしてきた。こんなに幸せなのにいい本を作らないとバチがあたる。・・・いや、バチ抜けじゃなくて。