次号第105号の記事の収録|こんなんで記事になるの?

4月9日は次号第105号の記事の収録。今日の対談はHIRANOTSURIGUの平野貴士さんと、『バンブーロッド教書』翻訳・編著の永野竜樹さん。日野から浮間舟渡まで電車で行く間に『バンブーロッド教書』を読み直す。なんども読んでいるのに新しい発見がある。100万部くらい売れていい本だと思う。おかげさまであと残りわずかになってきたが、予定だとすでに10刷りくらい突破していた。ご興味のある方はお早めにお願いします。当日の対談の様子を写真で。

北区の魔窟。「HIRANOTSURIGU」とも言う。
北区の魔窟。「HIRANOTSURIGU」とも言う。

本誌連載中、宮崎の猟師の牧浩之氏が自分で獲ってきちょうめんに整理したカモ類。コガモ、カルガモのCDCは超貴重。大量に入荷したけどもうこれだけです、とのこと。奥のクイル類に注目。同一個体からとったクイルのペアの美しさは、フライマテリアルの常識をくつがえす。まさに特筆もの。
本誌連載中、宮崎の猟師の牧浩之氏が自分で獲ってきちょうめんに整理したカモ類。コガモ、カルガモのCDCは超貴重。大量に入荷したけどもうこれだけです、とのこと。奥のクイル類に注目。同一個体からとったクイルのペアの美しさは、フライマテリアルの常識をくつがえす。まさに特筆もの。

場所を移動し、本誌創刊と同い年の古いカタログを開きながら楽しく釣具談義。もとい取材。
場所を移動し、本誌創刊と同い年の古いカタログを開きながら楽しく釣具談義。もとい取材。

わたしが対談や座談会を企画進行すると、参加した皆さんから「こんなんで記事になるの?」とよく聞かれる。「こんなんで?」と参加者さんが不安になるくらいが面白いのです。収録の場のふんいき作りまでが編集者のしごと。そこさえ上手にセッティングできれば、あとは勝手にたのしい記事ができます。次号105号をお楽しみに。
『フライの雑誌』の対談や座談会では、参加してくれた皆さんから「こんなんで記事になるの?」とよく心配される。参加者さんが「こんなんで大丈夫?」と不安になるくらいのゆるさが大事と思っている。参加者のマッチングと収録場のふんいき作りまでが編集者のしごと。存在だけですでに充分面白い人物をセレクトしているわけなので、舞台さえ整えればあとは勝手に濃厚でたのしい記事ができる。次号105号をお楽しみに。

バンブーロッド教書|竹の国の釣り人たちへ。 バンブーロッドを知る。バンブーロッドで釣る。 永野竜樹 =訳 フライの雑誌社 =編
バンブーロッド教書|竹の国の釣り人たちへ。
バンブーロッドを知る。バンブーロッドで釣る。
永野竜樹 =訳 フライの雑誌社 =編