横浜のフライフィッシングショップなごみ店長の遠藤早都治さんが、芦ノ湖の特別解禁へ行ってきました。その時の様子を編集部に教えてくれたので紹介します。遠藤さんは『フライの雑誌』にもたびたび寄稿してくれています。第94号の「隣人のフライボックス」にも登場してくれました。やさしい人柄がフライフィッシング初心者に大人気の店長です。
湖尻の大場ボート受付についたのが7時半、釣りを開始したのが8時です。11時まで釣りをしました。ボート屋さんに聞いたら、今日は、手漕ぎボートも船外機付きボートも、全て予約でいっぱいだそうです。
私は岸から釣りました。沖を見ると、ボートに乗った親子でしょうか。子供が「釣れたー!やったー!!」と叫んでいます。楽しんで釣ってるなぁ。いい雰囲気だなぁと思いました。
私の横の岸には、上下カッパに長靴のお父さんと、奥さんでしょうか。長靴で岸辺に入ってルアーを投げています。ずっと釣れないでいたのですが、2時間後位にお父さんらしき人がやっと釣れました。こちらも奥さんらしき人が「来たかいがあったね!」と大きな声でお父さんらしき人をほめていました。
ボートの釣り人は、沖で等間隔にアンカーを打っていて、ルアー、フライともにみなさんぽつぽつ釣れています。昔のドリームカップのような爆発的な釣れ方では無いのですが、この混み混みな感じと、なんとなく釣れる感じが良いなぁと思いました。
ちなみに、岸からの釣りは誰でも釣れるような感じでは無いみたいです。ちょっと投げられて、しっかり釣りが出来る人でないと難しいかな、と思います。もともと湖のフライ釣りは難しいものですから、まあ普通といえば普通ですね。
私には3回アタリがあり、2匹ニジマスが釣れました。今年放流された魚だと思います。元気に育ってほしいものです。
遠藤さんっぽい、心あたたまるレポートでした。遠藤さんはその後、一日あけてまた芦ノ湖へ。今度はお店のお客様と一緒におおばから出船。ボートでフライフィッシングをして、全員おさかなゲット。遠藤さんは10尾以上を釣り上げたとのことです。これからもっと期待できそうな芦ノ湖です。
写真はすべて遠藤さん撮影。