「釣りなんてのは有史以来、予定通りにことが運んだ試しはない。」と〈葛西善蔵と釣りがしたい〉に書いたのはわたしですが、「釣り」の部分を他の言葉に置き換えても大抵いけます。「結婚」とか。いやうちはうまくいってます。
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「文なんか書いたことないですね。」と言う人に、このひとはきっと面白いのを書くはず、と目をつける。で、仲よくなっておそるおそる原稿をお願いする。そこからの多少のすったもんだは織り込み済み。
で、結果的に、狙い通りに、あるいは予想を大幅に裏切ってユニークなページが完成すると、〈ライズ一発ツモ裏ドラのった!〉みたいな気持ちになる。
おかげさまで、次号115号でもそういう経験を味わいました。第115号で本誌初登場の書き手にご期待ください。できれば毎号、新しい書き手を増やしたいです。
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西湖漁協さんへ取材。山梨日日新聞の9/9掲載「西湖漁協がブラックバス削減に転換」が事実とは異なっていると当惑、憤怒しておられた。なんかちょっとよくわからない、外来魚報道の裏事情も見えた。次号で記事にします。
ブラックバスの釣具メーカーさんとバス釣り雑誌さん、バス釣りガイドさんは、5年後の漁業権切替までにいいかげん腹決めてしっかり勉強してがっつり世論へ働きかけましょう。でないとまとめて反社会勢力扱いされかねないですよ。まじで。
ほとんど知られていませんが、水産庁には「釣人専門官」というポストがあります。税金を使って〈釣り人のために働く人〉です。釣り人皆んなでもっと頼りにしていいと思いますよ。
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ところで、貴花田さんの今後に関しては、りえちゃんのときのことを自分はまだ根に持ってるので、今さらなんとも思わないです。
第115号からの【直送便】の受付を始めました。✳すでに114号からの直送便を申し込んでいただいている方は、新たに手続きをとっていただく必要はありません。