〈秋の槻の池 キャスティング ミニスクール 〉(FLYイナガキさん)へ行ってきました。

カブラー斉藤氏じゃないけど、第118号を出せた自分へのご褒美として、ささやかなフライロッドを買いました。

ささやかだけど長いです。

両手で持つやつ。

『フライの雑誌』第117号の読者カードで、特集以外で一番人気だった記事は、川本勉さんの「いまのフライフィッシング、そろそろ見直しませんか」でした。118号の読者通信欄にその反響の一部を載せました。ぜひご注目ください。

10月26日(土)、毎年恒例の、FLYイナガキさん主催〈秋の槻の池 キャスティング ミニスクール〉へ行ってきました。関東圏在住者にとっては、川本さんのフライキャスティングを間近に見られる数少ないチャンスなのです。

ダブルハンドロッドを持って絵になる釣り人はそうそういません。自分の知る限りで川本さんが優雅さではナンバーワンだと思います。とくに高番手の古い竹竿を操って、川本さんの右に出る方は英国にもなかなかいないはず。

フライキャスティングには人それぞれの型があります。どれが正しくて、どれがダメというわけではありません。でもかっこいいキャスティングと、そうではないキャスティングの違いは確実にあります。できれば遠くへ静かにかっこよく投げたいものです。

川本さんのクリニックを受けると、その瞬間に自分のキャステイングが優雅になる、と皆さんがおっしゃいます。ただし、あくまでその瞬間は、です。優雅さを持続させるには継続と反復あるのみです。わたしなんかは、ひょっとしたらふだんの食い物から変えないといけないかもしれない。食い物とか言ってる時点でだめかもしれない。

上手な人が口を揃えるのは「フライフィッシングはキャスティング」、「キャスティングで釣る」。実際この日も川本さんが明らかに池中で一番たくさん釣っていた。わたしはいっちょ川本さんよりたくさん釣ってみるべ、と側へ行ったが、こりゃむりだとすぐ悟った。だって誰よりも遠くへ誰よりも静かにドライフライをふわっとキャストして羽根のようにかるくアワセる。で、誰よりもしつこい。かないませぬよ。

と言いつつも、いっときはわたしのマシュマロドライ(M&D)へ立て続けにヒット。

マシュマロを使ったことがない方がわたしの釣りを見て、「マシュマロってほんとに釣れるんですね」と。ええ、釣れるんですよう。

「これじゃ118号を買わないといけないじゃないですか」。ええ、ありがとうございます。

秋の槻の池はマスの機嫌が悪いことが多い。表層に小さいクロスオーストリッチ漂わせればなんとかなるだろうと思って、魚がでかいので226BLの20番とか22番に巻いたのを持って行った。が、この日は圧倒的にマシュマロドライがよかった。マシュマロ大爆発と言わざるを得ない状況だった。それちょうだい、と寄ってきた知り合いの二人に不肖わたしのマシュマロを(恥ずかしげもなく)あげた。

色はオリーブ、シナモン、ダークダン、ブラック、タンを試したところ、タンがずば抜けてよかった。その理由は目星がついているのだが、言わない。

この日使った竿はもちろん、新しく買った両手で持つ長いやつです。ダブハンの釣りもいいですねえ。

ツキノワグマは秋のドングリ採食で翌年夏までのエネルギーを蓄える-農工大

上は、農工大大学院農学研究院自然環境保全学部門の小池伸介准教授、東農大地域環境科学部森林総合科学科教授で、『ムーン・ベアも月を見ている』著者の山﨑晃司さんらによる研究。

研究の過程については同書でも触れられています。

第118号から直送 [フライの雑誌-直送便]

 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。

フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄

ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです

身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック 在庫お問い合わせください。
フライの雑誌社の単行本新刊「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」

フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川

フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り|主要〈小さいフック〉原寸大カタログ|本音座談会 2月14日発行
フライの雑誌 第115号 水面を狙え! 水生昆虫アルバム〈BFコード〉再
フライの雑誌-第114号特集◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング シマザキフライズへの道 島崎憲司郎
フライの雑誌第113号特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|〈SHIMAZAKI FLIES〉の現在AMAZON

フライの雑誌-第111号 よく釣れる隣人のシマザキフライズ Shimazaki Flies
島崎憲司郎 著・写真・イラスト「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
〈フライフィッシングの会〉さんはフライフィッシングをこれから始める新しいメンバーに『水生昆虫アルバム』を紹介しているという。上州屋八王子店さんが主催している初心者向け月一開催の高橋章さんフライタイイング教室でも「水生昆虫アルバム」を常時かたわらにおいて、タイイングを進めているとのこと。初版から21年たってもこうして読み継がれている。版元冥利に尽きるとはこのこと。 島崎憲司郎 著・写真・イラスト 水生昆虫と魚とフライフィッシングの本質的な関係を独特の筆致とまったく新しい視点で展開する衝撃の一冊。釣りと魚と自然にまつわる新しい古典。「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
新装版 水生昆虫アルバム(島崎憲司郎)
『葛西善蔵と釣りがしたい』
葛西善蔵と釣りがしたい