「こういうライズってさ、舐めてかかるとボウズくらっちゃうよね!」
と井上さんは言っています。その〝舐めてかかると〟の中身が問題です。
スリックな水面でのオイカワ/カワムツのライズの釣りにはコツがあります。
右リーチにカーブキャストでフライラインの先端を上流側へ曲げてタックさせ、ラインとリーダーに十分なスラックを入れた状態で、24番のパラシュートをフライ先行でナチュラルドリフトでライズへ送り込む。リーダーは12ft・7Xの先に8Xを最低でも2m。マイクロドラッグに注意!
なんていうふうに、よく雑誌で解説されてるような高等テクニックを駆使すると、間違いなくボウズくらいます。
オイカワとカワムツがただライズしているだけの動画。 pic.twitter.com/AKievhpTGX
— 堀内正徳 (@jiroasakawa) October 26, 2020
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。