毎号、特集のタイトルとサブタイトルには、頭を悩ませる。悩んでも最終的にはこれと決めなければいけない。
本が完成した直後から、検証と反省が始まる。
奇跡的にうまくいったと思うのもあれば、そこそこ満足なのもあるし、途中でバラしとけばよかったナ、というちょっと残念なのもある。
第82号の特集「グリップに注目する。」(2008)は、してやったりな方の代表格です。
グリップ温故知新。
誰かが握った。

低番手のグリップはこれが自分の理想かも、と80年近く前のイギリスのフライロッドに教えてもらう。手の小ささではいまだかつてどんな大人にも負けたことがない。

グリーンハート製。この竿はラインを乗せて魚を釣ったことがある。アクションもグリップも本当に素晴らしい。大好きだ。〈100年前のフライロッドで魚をかけると〉

6.6ft.~11ft. の可変レングス、3topをグリップに収納したコンビネーションのバイシクルロッド(チャリに積んで釣りに行く用)。しかもランディングネット付き! この愛すべきギミック。忍野美術館の「釣りとアート展」に出た現物。「まあこんなことをやってれば、戦争にもならないわけですよ。」(島崎憲司郎)

「もし魚だったら嫌だぜ。だっていつ死ぬか分からないんだから。食われるの一瞬だよ。」
「おれなぜ生きてるのかな、なぜ死ぬのかなって哲学的なこと考えながら水の中を泳いでる魚、それはしんどいでしょう。」
…というカウンター越しの会話。喫茶店はいいな。

〝わたしのとっておき〟。とっておきのお店、とっておきの釣り、とっておきの時間。
記事よりコメント欄のほうが問題点を的確に指摘しているという、ヤフコメの希少例。
レジャーでの「クロマグロ釣り」が全面禁止された驚きの「背景と事情」(現代ビジネス)#Yahooニュースhttps://t.co/17RcKzZSrv— 堀内正徳 (@jiroasakawa) October 28, 2021
『フライの雑誌』第123号
定価1,870円(税込み) 本体1,700円+税
(2021年10月15日発行)
ISBN 978-4-939003-87-5
釣れるスウィング
Simple&Refreshing FlyFishing with a SWING
シンプル&爽快 サーモンから渓流、オイカワまで
アリ・ハート氏の仕事 Ari ‘t Hart 1391-2021
フライフィッシング・ウルトラクイズ!
・・・
※店舗には2021年10月15日以降に並びます。
※少部数です。ご予約注文をおすすめします。
※Amazonなど各書店・ネット書店でも扱われます。ネット書店経由での発送は10月下旬からになります。
〈フライの雑誌〉第123号は10月15日の発行です!
第123号からの直送便受付始めました。
※取り扱い店舗様には2021年10月16日以降に並びます。
※少部数です。ご予約注文をおすすめします。
※Amazonなど各書店・ネット書店でも扱われます。ネット書店経由での発送は10月下旬からになります。

特集◎釣れるスウィング
シンプル&爽快 サーモンから渓流、オイカワまで|アリ・ハート氏の仕事 Ari ‘t Hart 1391-2021|フライフィッシング・ウルトラクイズ!
『フライの雑誌』第123号
10月15日発行
ISBN978-4-939003-87-5

『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。
※[フライの雑誌オリジナルカレンダー](小さい方)の単体販売はありません。
※[直送便]以外の方で、[フライの雑誌オリジナルカレンダー](小さい方)をご希望の方はお近くの販売店へご注文ください。毎年品切れになります。お早めにどうぞ。

毎年ご好評をいただいている[フライの雑誌オリジナルカレンダー]。直送便の皆様にはもれなく差し上げます。

「ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです。

単行本新刊
文壇に異色の新星!
「そのとんでもない才筆をすこしでも多くの人に知ってほしい。打ちのめされてほしい。」(荻原魚雷)
『黄色いやづ 真柄慎一短編集』
真柄慎一 =著
装画 いましろたかし
解説 荻原魚雷

フライの雑誌-第122号|特集◉はじめてのフライフィッシング1 First Fly Fishing 〈フライの雑誌〉式フライフィッシング入門。楽しい底なし沼のほとりへご案内します|初公開 ホットワックス・マイナーテクニック Hot Wax Minor Technics 島崎憲司郎+山田二郎 表紙:斉藤ユキオ

身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック 増補第二版(フライの雑誌・編集部編)

桜鱒の棲む川―サクラマスよ、故郷の川をのぼれ! (水口憲哉2010)


フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄

フライの雑誌-第121号 特集◎北海道 最高のフライフィッシング|121号の連載記事で人気ナンバーワン。夢を挟むタイイングバイス フライオタクの自由研究2 大木孝威(2020年12月5日発行)

版元ドットコムさんの〈読売新聞の書評一覧〉に『黄色いやづ 真柄慎一短編集』が載っている。もう本当にありがたいです。

真柄慎一さんのデビュー作 朝日のあたる川 赤貧にっぽん釣りの旅二万三千キロ
(2010)

春はガガンボ号 ガガンボは裏切らない。 頼れる一本の効きどこ、使いどこ

『フライの雑誌』第120号(2020年7月20日発行) 特集◎大物ねらい 人は〈大物〉を釣るのではない。〈大物〉に選ばれるのだ。|特集2 地元新発見! The new discoveries around your home