ブラウンが噛んだ小指が痛い。

解禁おめでとうございます! 解禁おめでとうございます! 長い禁漁期間が明けて、いよいよやって来ました解禁日。ムショからシャバに出た日の朝みたいな、スパッと晴れやかなこの感覚を待ちわびていた。お勤めご苦労様でした。

釣りをやらない人には、「解禁おめでとうございます。」が、なんで「おめでとうございます。」なのかが、分からないらしい。それって祝うことなの? って思うらしい。祝うことです。

ちなみに大物を釣った人に「大物おめでとうございます。」とお祝いするのは、釣り師なら当然のことだが、それも「なんかへんなの。」と見えるようだ。

そして、「大物おめでとうございます。」と寿がれた時の返答は、「ありがとうございます。」に決まっている。釣り師は礼儀正しくあれかし。

今年もやってきました、芦ノ湖の3.1を写真で紹介。

この時小指をスパッとやられた。血が出た。うれしい。

芦ノ湖の特別解禁は春を告げるお祭りだ。

海賊船を見ながらのキャスティングは芦ノ湖ならでは。ルアー8割、フライ2割くらい。

ノザキ前は相変わらず大変なことになっていた。

9時を過ぎたら大爆風。

九頭龍神社前でがんばる人々。ご利益がありますように。

ボトムで。

同じくボトムで。WFタイプ6の17ヤードカットにフローティングのレベルライン、フロロのリーダー。「海フライの本3」の中馬さんに組んでもらった海フライ用のラインシステムを湖へ流用。たぶん3メートルくらいの底を釣っている。沈みすぎる感じがするときはフライをノーウエイトの細軸にすれば根掛かりは軽減される。

ちょっといい型の春が来た。都合3時間釣りをして、爆風がさらに暴力的になって退散。今年の芦ノ湖も良さそうです。

『フライの雑誌』第107号
特集◎ 再発見 芦ノ湖の鱒釣り
神奈川県箱根町の芦ノ湖はフライフィッシングを
一般の釣り人へ広めた、歴史的にも文化的にも重要な湖だ。
都市圏から近いため、芦ノ湖で
フライフィッシングを覚えたという釣り人は多いだろう。
箱根山塊の雄大な景観の中での釣りはたいへん人気がある。
芦ノ湖は国内では貴重なマスの釣れる自然湖だが
大きな流入河川はなく、マス類は自然繁殖していない。
芦ノ湖で釣れるのはすべて放流由来のマスだ。
マスの釣り場として維持するには人間の管理が不可避である。
観光地でもある芦ノ湖は、早い時期から
漁協が釣り人を意識して釣り場を運営してきた。
芦ノ湖を愛して関わってきた多くの人々の想いを縦軸に、
魚たちの暮らしを横軸に、
’80年代以降現在までの芦ノ湖の姿を振りかえり、
今後の望ましいありようを考えたい。       (編集部)
芦ノ湖は今、どうなっているのか
野津昌生(東京都)
【品切れ】

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『フライの雑誌』第124号は、待ちに待った春、ココロもカラダも自由な「春の号」です。

2022年2月発売・第124号から直送 [フライの雑誌-直送便]

 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。

特集◉3、4、5月は春祭り 北海道から沖縄まで、毎年楽しみな春の釣りと、その時使うフライ ずっと春だったらいいのに!|『イワナをもっと増やしたい!』から15年 中村智幸さんインタビュー|島崎憲司郎さんのスタジオから|3、4、5月に欠かせない釣りと、その時使うフライパターン一挙掲載!
フライの雑誌』第124号

身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック 増補第二版(フライの雑誌・編集部編)

単行本新刊
文壇に異色の新星!
「そのとんでもない才筆をすこしでも多くの人に知ってほしい。打ちのめされてほしい。」(荻原魚雷)
『黄色いやづ 真柄慎一短編集』
真柄慎一 =著

装画 いましろたかし
解説 荻原魚雷

桜鱒の棲む川―サクラマスよ、故郷の川をのぼれ! (水口憲哉2010)

フライの雑誌社の単行本「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」

ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです

特集◎釣れるスウィング
シンプル&爽快 サーモンから渓流、オイカワまで|アリ・ハート氏の仕事 Ari ‘t Hart 1391-2021|フライフィッシング・ウルトラクイズ!
『フライの雑誌』第123号
2021年10月15日発行
ISBN978-4-939003-87-5

フライの雑誌-第122号|特集◉はじめてのフライフィッシング1 First Fly Fishing 〈フライの雑誌〉式フライフィッシング入門。楽しい底なし沼のほとりへご案内します|初公開 ホットワックス・マイナーテクニック Hot Wax Minor Technics 島崎憲司郎+山田二郎 表紙:斉藤ユキオ

島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。

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フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄

フライの雑誌-第121号 特集◎北海道 最高のフライフィッシング|121号の連載記事で人気ナンバーワン。夢を挟むタイイングバイス フライオタクの自由研究2 大木孝威(2020年12月5日発行)

版元ドットコムさんの〈読売新聞の書評一覧〉に『黄色いやづ 真柄慎一短編集』が載っている。もう本当にありがたいです。

真柄慎一さんのデビュー作 朝日のあたる川 赤貧にっぽん釣りの旅二万三千キロ
(2010)

春はガガンボ号 ガガンボは裏切らない。 頼れる一本の効きどこ、使いどこ

『フライの雑誌』第120号(2020年7月20日発行) 特集◎大物ねらい 人は〈大物〉を釣るのではない。〈大物〉に選ばれるのだ。|特集2 地元新発見! The new discoveries around your home