島崎憲司郎さん主宰の〈シマザキデザイン・インセクトラウトスタジオ〉(略称:ITS。群馬県桐生市)へ行ってきました。当日対応してくださったのは、ITSのチーフアシスタント、山田二郎さん。「今春、チーフに昇格したんです。」とうれしそうでした。
数々のヤバいフライが次から次へと登場。とくにストリーマー系未発表新作にびっくり。こんなの見たことない。魚に気の毒レベルで釣れるに決まってる。しかも超おしゃれでかっこいい。どんな生き物にも似ていないのに、生き物よりも生き物っぽい。魚釣りの道具であるフライの範疇を超えた次世紀に残るアートワークです。
スタジオを辞去するとき、おもいきって山田さんに質問しました。超話題の[シマザキフライズ Shimazaki Flies]は、現在どんな状態なのでしょう。そして、いつになったら私たちの前にお目見えするのでしょうか。楽しみにしている読者さんから問い合わせされても答えられなくて。
(山田さん)「ああはい。わかってます。すごいことになってますよ。すごいことになりすぎて、公開が後倒しになっていて申し訳ないです。でもその分、今までのフライタイイングがひっくり返る内容になりますよ。まあでも、『フライの雑誌』さんが困ってるみたいですよ、と、シマザキにはよーく言っておきます。なにしろわたしはチーフアシスタントなんで。」
とのこと。
山田さん、憲司郎さん、どうぞよろしくお願いします。
おかげさまで売れています。『フライの雑誌』第124号は、待ちに待った春、ココロもカラダも自由な「春の号」です。