同じ地番内に発電施設を分割して設けるのは、メガソーラー事業者が安全規制抜けのためによくやる常套手段で大問題になっている。いわゆるズル。〝隠れメガソーラー〟とも。
岩手県大船渡市の吉浜地区で計画されている大規模太陽光発電事業をめぐり、開発業者が23日、住民説明会を開き計画の変更点を示しました。
大船渡市三陸町の旧吉浜中学校で23日開かれた説明会には、地域住民などおよそ60人が参加しました。太陽光発電事業を進める「自然電力」は経済産業省から第一と第二に分かれた発電施設を同じ地番内に設けるのは認可できないとの指摘を受け、新たに土地を取得するなどして問題を解消して申請が認められたことなど、計画の変更点を報告しました。
住民からは建設計画自体の賛否を問う意見が出されました。自然電力によりますと最短で今年夏の着工を見込んでいるということです。
IBC岩手放送 2022.4.26
「住民からは建設計画自体の賛否を問う意見」に対して、「最短で今年夏の着工を見込んでいる」とはまったく意味不明。
自然電力株式会社さんの評判はこちら。
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吉浜地区の内陸部荒金山の三二ヘクタールに福岡に本社のある自然電力株式会社が、地元九自治会と公民館長の同意を得た後に、大船渡市と土地の貸借契約をした二〇一六年にこの事態は始まる。問題はこの同意を得る際の二つの前提条件である。
(【公開記事】「メガソーラーの次は巨大洋上風車群 国と電力会社が狙う海(水口憲哉)|フライの雑誌-第121号より(2020)」)
> 【公開記事】 メガソーラー栄えて山河亡びる。諏訪湖アメノウオの産卵地が危ない。水口憲哉(東京海洋大学名誉教授・資源維持研究所主宰)|フライの雑誌-第118号 釣り場時評91
> 【公開記事】メガソーラーの危険が迫る:伊豆・八幡野MS計画、房総・鴨川MS計画の現状 水口憲哉(東京海洋大学名誉教授・資源維持研究所主宰)|フライの雑誌-第117号
個人的には吉浜漁協さんには大変お世話になっています。
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