秋のオイカワは型がよい。20番マシュマロアントと24番ソフトハックルのスウィングでポンポン釣れるけど、流し方に微妙なコツがあって、誰でもポンポン釣れるわけではない。これはこれで深いです。
i師匠の流し方を見てると自分とは微妙に違う。仕掛けからして違う。わたしはあそこまでできない。極細チューブを2ミリくらいに切って玉っころにして、ティペットに5つも6つもレジンで埋めて並べるなんて、とてもとても。「この仕掛け明らかに釣れるんだけど、玉っころの方に食っちゃうんだよねえ。」「玉っころにハリつけますか!」と大笑いしてる。
24番ソフトハックル。仲間と並んで適当にやっても、みんなそこそこ楽しく釣れるのが、オイカワ/カワムツのフライフィッシング。一回の釣りでのキャスティング回数が多いから、キャスティングとプレゼンテーションの技術が上達する。魚を取り込む回数も湖や本流や渓流の釣りと比べものにならないので、ランディングにも慣れる。その結果、釣り場での所作がぐんぐんカッコよくなる。釣りが上手になる。釣りは場数です。いいことづくめ。
ストレッチボディ・アントのスウィングでポンポン釣れる。アリンコがものすごい勢いで水面をビャーッと横切って走ることは自然界ではない。しかもそれをスウィングしてるアントだと思ってオイカワは食ってはいないだろう。それでも釣り人の側がそう思えば「アントのスウィングでオイカワは釣れる」になる。フライフィッシングの面白さの一面。
秋ですねえ。17時半でまっくら。
パシリムの出撃シーンみたいにカッコいいけどただのオイカワ釣りですから。
フライの雑誌 125(2022夏秋号)
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Flyfishing with kids.
一緒に楽しむためのコツとお約束
子供と大人が一緒にフライフィッシングを楽しむためのコツとお約束を、子供と大人で一緒に考えました。お互いが幸せになれるように、子供が子供でいられる時間は本当に短いから。
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