中高生の時に追っかけていた出版人の相次ぐ訃報を聞く。じつは彼ら・彼女らが、自分とそれほどトシ変わんなかったことを思い知る。
当時は別世界の人々のように仰いでいたのに、実際は干支ひとまわりかそこそこくらいしか変わらない。ばかりか、最近は歳下だってぼこぼこ逝く。
試合終了のゴングはいつ鳴るか分からない。だいぶ動きにぶったけど、ロープへ走る。コーナーへも上る。老獪なインサイドワークならお手のもの。出版はリングに上がってなんぼ。
フライは投げてこそフライの役を果たす。
ところで、10年に一度の最凶寒波は、当地八王子では大したことがなかった。定番の〝JR八王子駅前から中継です〟を期待していたが(そういう扱いされて喜ぶのが八王子の民)、盛り上がりに欠けた。
今朝、築45年の我が家は部屋の中でマイナス2度だった。その旨報告したら、オホーツクの男に「おれには耐えられませんね。」と言われた。
八王子なめんな、と胸を張ってみた。
そんなこんなで今しがた、書店取次の地方・小出版流通センターさんから「水生昆虫アルバム」2箱、オイカワ本、海フライ本、「フライの雑誌」バックナンバーを含む大量注文をもらいました。弊社お祭り中。
編集者が一番うれしいのは読者からの声で、版元が一番よろこぶのは注文です。

憩さんで憩う。
噂にはなってますが、東海大学出版会(部)が一般書と図鑑から撤退し、増刷も行わないそうです。奇書「アリの巣の生きもの図鑑」も版元在庫僅少です。東海大の本はこれから出ないであろう分類群・分野も多いので、見かけたら無理してでも買っておいた方が良いです。 pic.twitter.com/Y2LUqDfFZW
— 丸山宗利 Maruyama (@dantyutei) January 24, 2023
東海大学出版会といえばフライフィッシング的にはこれ。『日本産水生昆虫検索図説』。本棚にあるだけで満足する。でも本を買うことってそういうご利益も込みだと思うの。 pic.twitter.com/cozoTrjghU
— 堀内正徳 (@jiroasakawa) January 24, 2023
白紙撤回された「川辺川ダム」が復活しようとしています。背景に何があったのか。地元に暮らす元東京都水試の加藤憲司さんのレポートです。
【公開記事】川辺川ダム計画に異議あり 球磨川大水害その後 ── 地元住民から(加藤憲司)『フライの雑誌』第122号掲載 https://t.co/4KtAghRf8T— 堀内正徳 (@jiroasakawa) January 24, 2023
NHKが水産界隈ではタブーだった話題を放送。番組ではぼかされていたが、サケ・マスの人工ふ化事業はダム建設と密接な関係がある。#nhk #nhk_ohayou
「サケの卵が徐々に軽く小さく」「ふ化放流のサケは野生のサケに比べて遊泳力が低い」「ふ化放流のサケは野生のサケよりも繁殖力が低い」「自然産卵— 堀内正徳 (@jiroasakawa) January 21, 2023
…

『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。[フライの雑誌-直送便]新規お申し込みの方に〈フライの雑誌2023年カレンダー 小さい方〉を差し上げます。



身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック 増補第二版(フライの雑誌・編集部編)

フライの雑誌 126(2022-23冬号)
特集◎よく釣れる隣人のシマザキフライズ2 Shimazaki Flies よく釣れて楽しいシマザキフライの魅力と実例がたっぷり。前回はあっという間に売り切れました。待望の第二弾!
CDCを無駄にしない万能フライ「アペタイザー」のタイイング|シマザキフライ・タイイング・ミーティング2022|世界初・廃番入り TMCフライフック 全カタログ|島崎憲司郎 TMCフックを語る|本人のシマザキフライズ 1987-1989
大平憲史|齋藤信広|沼田輝久|佐々木安彦|井上逸郎|黒石真宏|大木孝威
登場するシマザキフライズ
バックファイヤーダン クロスオーストリッチ ダブルツイスト・エクステンション マシュマロ・スタイル マシュマロ&ディア/マシュマロ&エルク アイカザイム シマザキ式フェザントテールニンフ ワイヤードアント アグリーニンフ シマザキSBガガンボA、B パピーリーチ ダイレクト・ホローボディ バイカラー・マシュマロカディス スタックサリー
シマザキフライとは、桐生市在住の島崎憲司郎さんのオリジナル・アイデアにもとづく、一連のフライ群のこと。拡張性が高く自由で“よく釣れる”フライとして世界中のフライフィッシャーから愛されています。未公開シマザキフライを含めた島崎憲司郎さんの集大成〈Shimazaki Flies〉プロジェクトが現在進行中です。
ちっちゃいフライリールが好きなんだ|フィリピンのフライフィッシング|マッキーズ・ロッドビルディング・マニュアル|「世界にここだけ 釣具博物館」OPEN|つるや釣具店ハンドクラフト展
発言! 芦ノ湖の見慣れぬボート ブラックバス憎しの不毛 福原毅|舟屋の町の夢 労働者協同組合による釣り場運営と子ども釣りクラブ|漁業権切り替えと釣り人意見|公共の水辺での釣りのマナー|アメリカ先住民、アイヌの資源利用と漁業制度に学ぶ|海を活かしてにぎやかに暮らす 三浦半島・松輪|理想の釣り場環境ってなんだろう 樋渡忠一|日本釣り場論 内水面における年少期の釣り経験|ヤマメ・アマゴの種苗放流の増殖効果|関東近郊・冬季ニジマス釣り場案内
6番ロッドで大物を。ブリ、カンパチ狙いのタックルとファイト|戦術としての逆ドリフト|阿寒川の見えないヒグマ 黒川朔太郎|ビルド・バイ・マッキー 堀内正徳|ナイフと職質 山崎晃司
水口憲哉|斉藤ユキオ|中馬達雄|川本勉|カブラー斉藤|荻原魚雷|樋口明雄

フライの雑誌-第125号|子供とフライフィッシング Flyfishing with kids.一緒に楽しむためのコツとお約束|特別企画◎シマザキワールド16 島崎憲司郎
座談会「みんなで語ろう、ゲーリー・ラフォンテーン」 そして〈シマザキフライズ〉へ

特集◉3、4、5月は春祭り 北海道から沖縄まで、毎年楽しみな春の釣りと、その時使うフライ ずっと春だったらいいのに!|『イワナをもっと増やしたい!』から15年 中村智幸さんインタビュー|島崎憲司郎さんのスタジオから|3、4、5月に欠かせない釣りと、その時使うフライパターン一挙掲載!
フライの雑誌』第124号

特集◎釣れるスウィング
シンプル&爽快 サーモンから渓流、オイカワまで|アリ・ハート氏の仕事 Ari ‘t Hart 1391-2021|フライフィッシング・ウルトラクイズ!
『フライの雑誌』第123号
ISBN978-4-939003-87-5

フライの雑誌-第122号|特集◉はじめてのフライフィッシング1 First Fly Fishing 〈フライの雑誌〉式フライフィッシング入門。楽しい底なし沼のほとりへご案内します|初公開 ホットワックス・マイナーテクニック Hot Wax Minor Technics 島崎憲司郎+山田二郎 表紙:斉藤ユキオ


「ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」(山﨑晃司著) ※ムーン・ベアとはツキノワグマのこと。

単行本新刊
文壇に異色の新星!
「そのとんでもない才筆をすこしでも多くの人に知ってほしい。打ちのめされてほしい。」(荻原魚雷)
『黄色いやづ 真柄慎一短編集』
真柄慎一 =著
装画 いましろたかし
解説 荻原魚雷


桜鱒の棲む川―サクラマスよ、故郷の川をのぼれ! (水口憲哉2010)


中村智幸(著) 新書判 【重版出来】