一人称を何にするか問題

どうでもいいメモ。書くときの一人称を何にするか問題を考えるの続き。

「フライマンの世界」の沢田賢一郎さんは「私」、「ザ・フライフィッシング」の中沢孝さんも「私」。西山徹さんはずっと「ボク」を使っていて、若い頃は憧れた。「水生昆虫アルバム」の島崎憲司郎さんの「僕」は呑んだ刃みたいでかっこいい。

ここ10数年のわたしは、「わたし」か「私」か、ときどき「筆者」。過去には「ボク」も「僕」もチャレンジしたが、わたしには無理だった。

ちゃんとしていそうに見せたいシーンの会話や、めったにないが不特定多数の前で発言するときは、「わたし」。櫻井よしこ的な「わたくし」はいつかやってみたいがまだ無理。

発言の途中で興が乗ってきた態で「おれ」を意図的に混ぜ、「あ、すみません。おれじゃなくて、わたくしは」と言い直して会場の失笑を誘う、卑怯なテクを弄することはある。

加齢に伴い、今後は「俺」、「オレ」、「わし」、「ワシ」、「おいら」、「まろ」を検討予定。

基本、かわいらしく生きたい。

おら悟空。

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