夢のような釣り | フライの雑誌社

あまりに釣れなさすぎて、まるで夢のような二日間だった。

むしろ夢であってほしい。

うーん、全部夢だった気がしてきた。

いい魚を釣ったいい釣りのあとに、いい釣行記を書けるのは当たり前だ。なんにもなかった釣りのあとに、読ませる釣行記を残すのが、プロというものだ。

今日は時間がないのでごめん。

新しい宿、よいお店を見つけられたのは今回の収穫だ。釣り場のポイントも新規開拓できた。ダブルハンドのキャスティングも少し上手になった。

仲間とわいわい遊ぶ釣りは楽しい。気心の知れた友人との釣りも楽しい。単独の釣り旅をすれば、釣りはやっぱり一人だと思う。結局釣りは何人でも楽しい。

新しいグラスロッドと、新しく来た古いリールが活躍した。今度はお魚釣ってあげるからね。帰り道、一人きりのロングドライブは〝40代、50代がグッとくる懐メロ〟リストを爆音で流して、歌詞の分かるところだけ大声で歌いながら、分からないところはムニャムニャと、知らない曲はぶっ飛ばして、途中のSAで適当に睡眠をとりつつ、時速80キロの安全運転でノロノロと帰った。わたしは自由だ。

せっかく来たのに
大爆風。
竿は曲がらず、
心が捻れる。#flyfishing #フライフィッシング pic.twitter.com/6wsC8tZ4Z6

— 堀内正徳 (@jiroasakawa) April 11, 2023

大本流を二日間ダブハンでスウィングしまくったら、三食食べてたのに体重２キロ落ちた。ワイルド風味を取り戻した。いかに普段がブヨブヨしてるか。#flyfishing #フライフィッシング pic.twitter.com/daFWMhVChR

— 堀内正徳 (@jiroasakawa) April 12, 2023

「やりたいこと、やんなくちゃいけないことは山積みだ。でもやりたいこと、やんなくちゃいけないことをやるために、全て放ったらかして釣旅へ行ってきたのだ。文句あるか。」と、男は騙った。https://t.co/Eb39gSko6l #flyfishing #フライフィッシング pic.twitter.com/1WkkHYDIkw

— 堀内正徳 (@jiroasakawa) April 13, 2023

こんな本を作った手前、ぜひ釣りたかったのだが。＞特集◎釣れるスウィング
シンプル＆爽快　サーモンから渓流、オイカワまで｜アリ・ハート氏の仕事　Ari ‘t Hart 1391-2021｜フライフィッシング・ウルトラクイズ！
『フライの雑誌』第123号
2021年10月15日発行
ISBN978-4-939003-87-5

…

**フライの雑誌-第127号　2023年3月31日発行**｜特集１◎ フライキャスティングを学び直す①　逆ドリフト講座風のライン｜魚をおびき寄せるキャスティング、逆ドリフトを習得する｜プレゼンテーションと練習のコツ　ダブル＆シングル

特集２◎ パピーリーチの逆襲知られざるシマザキフライの秘密｜タイイング徹底解説　山田二郎＆井上逸郎｜パピーリーチを生き物っぽく泳がす秘訣　島崎憲司郎＆山田二郎

釣り人のメシウマ心理学　他人の不幸は蜜の味｜発言！水産庁の担当者から　櫻井政和｜「イトウの昆布巻き」をめぐって｜釣り場時評100回記念　霞ヶ浦、然別湖、寿都町 ─当事者であること　水口憲哉｜中馬達雄｜川本勉｜斉藤ユキオ｜カブラー斉藤｜大木孝威｜荻原魚雷｜樋口明雄

第126号〈隣人のシマザキフライズ特集〉続き。島崎憲司郎さんのスタジオで2022.12.26撮影。狭いシンクを泳ぐフライ。まるっきり生きてる。これ笑うでしょ。まじやばい。（音量注意） pic.twitter.com/vFuHHPEJvh

— 堀内正徳 (@jiroasakawa) December 27, 2022