葛西善蔵が押入から釣竿を引っ張り出す話は何だったか。すこし前に『フライの雑誌』の堀内さんと今の時代とまったく関係ないテーマについて語り合ったのだが、お互い、酔っぱらって作品名が出てこないままうやむやになった。
新聞紙包みの釣竿|文壇高円寺 荻原魚雷
「今の時代とまったく関係ないテーマについて語り合った」のはまったくその通りで、こんなテーマは何の役にも立たないし、気になる人はごくごくわずか。自分はその時は気になったけど、すぐ忘れちゃって、その後なにも読み返してなかった。さすが魚雷さんです。「酔狂者の独白」だったか。いま膝をターンと打ちました。イタタ。
1920年代の日光湯ノ湖へ、わざわざ自前の釣り竿を持ち込むなんて、並みの釣り好きの仕業じゃあない。葛西善蔵。しかも日光へは仕事しに行ったくせにな。
「酔狂者の独白」はほんとにひどい内容なので、広くおすすめします。釣りの話もちょっと出てきます。
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第126号〈隣人のシマザキフライズ特集〉続き。島崎憲司郎さんのスタジオで2022.12.26撮影。狭いシンクを泳ぐフライ。まるっきり生きてる。これ笑うでしょ。まじやばい。(音量注意) pic.twitter.com/vFuHHPEJvh
— 堀内正徳 (@jiroasakawa) December 27, 2022
フライの雑誌 124号大特集 3、4、5月は春祭り
北海道から沖縄まで、
毎年楽しみな春の釣りと、
その時使うフライ
ずっと春だったらいいのに!