仕事は、鳥獣対策の現地指導、ツキノワグマの保護管理。具体的には、野生鳥獣の被害対策の指導、専門知識・技術の普及、モニタリング調査。ツキノワグマに関しては、被害対策の指導、専門知識・技術の普及、モニタリング調査、錯誤捕獲個体の放獣等に携わる。
応募資格は、自然環境分野または生物系の大学/専門卒。会計年度任用職員と名前を変えた非正規雇用で、雇い止めの可能性はある。月16日勤務。基本年収は200万円台が提示されている。
島根県は『ムーンベアも月を見ている』でも紹介されているように、鳥獣対策行政の先進県だ。
こうした事態を打破するための新しい態勢作りが、島根県で着々と進められている。それは、農林水産部の所管する出先機関に、鳥獣専門指導員と呼ばれる、いわば現場担当者を配置する制度だ。
農業改良普及員の鳥獣版ともいえる方法で、彼ら彼女らは、進んで集落に入り、クマをはじめとした鳥獣害への対応を、ある時は地域住民と一緒に、また地域住民の手にあまる案件の場合は専門的スキルを駆使して解決していく。
この鳥獣専門指導員が活動するときのミソは、市町村の担当者と一緒に行動して問題にあたることである。経験の少ない市町村担当者への、技術移転の機会にもなっているのだ。もうひとつ忘れてならない点がある。それは、鳥獣専門指導員が皆若いことだ。大学や専門学校の卒業から間がない人が多い。
(『ムーンベアも月を見ている』232ページ)
高度な専門職にはきびしい雇用条件である。若い人のステップに、と考えるべきだろう。
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— 堀内正徳 (@jiroasakawa) December 21, 2024
魚が減った、漁業は大変だ、水産業の先行きはない、と言われている。これは間違っている。全国の元気な漁村には元気な理由(わけ)がある。
『元気な漁村 海を守り、にぎやかに暮らす』(水口憲哉)【2025年1月】
特集1◎新しい釣り Try New Things 世界を広げる。脱マンネリズム。|特集2◎シマザキフライズはどうなっているのか 島崎憲司郎|釣人専門官ってなぁに 日本釣り場論|釣るためのトラディショナル・スペイキャスト 総まとめ|水口憲哉 新刊『元気な漁村』