7.12島崎憲司郎さん取材時の写真を少しだけ

12日(月)に桐生の島崎憲司郎さん宅へおじゃましてきた。

下の写真を見てお気づきと思うが、タイイングしている島崎さんの指先には白い包帯が巻いてある。この包帯はいま話題の新しいスタンダードフライ、「クロスオーストリッチ」の誕生とも深く関わっている。背景についてはここで改めて説明しない。『フライの雑誌』最新89号と88号の特集「シマザキワールド12」を併せてお読みください。

じつはこの取材は先月に予定していたのだが、島崎さんの包帯事情により半月のびた。その半月の間にシマザキワールドは予想以上に深化していた。「指がこんなだから悪いね」と言ってくださる島崎さんの心遣いもあって取材要素が増えまくり、当日の編集部は頭がワニワニパニック状態であった。

『フライの雑誌』次号90号は本来なら来月8月末に発行のはずだ。でもそんなわけでいろいろあって(私が個人的に釣りに行きすぎたとか)、発行日が遅れそうだ。読者の皆さま今からゴメンナサイ。編集部はこれから決死の覚悟で、記念すべき90冊目の『フライの雑誌』をまとめあげます。ご期待ください。

追記:それにしても今フライショップの店頭で、質の良いオリーブのオーストリッチと#16のTMC108SP-BLが品薄になっていることを私は知らなかった。たしかにクロスオーストリッチを載せた89号は売れているのだが、まさかそんな状態にまでなっているとは。

シマザキ・インセクトラウトスタジオ内部
クロスオーストリッチをタイイングする島崎さん(90号で詳細解説)
島崎さんの盟友にして最先端の竹竿師中村羽舟さん(80歳)
羽舟さんの竹竿工房前にて