やっぱり毎日川へ行く

近所の子どもの学力テストが返ってきた。

「おー! お前の偏差値35ってやばくないか。」

「こないだ偏差値の基準が変わったんだよ。今の35は昔の75なんだ。」

「えーまじか。」

「閣議決定されたんだ。」

「そもそもか。」

「基本的にね。」

「そんな辞書捨てろ。」

昨今の立法府でのやり取りを見るにつけ、上から読んでも下から読んでもヨノナカバカナノヨ、と言うほかない。

主人に喜ばれる、主人に盲従する、主人を崇拝する。これが全社会組織の暴力と恐怖との上に築かれた、原始時代からホンの近代に至るまでの、ほとんど唯一の大道徳律であった

過去数万年あるいは数十万年の間、われわれ人類の脳髄に刻み込まれたこの奴隷根性を消え去らしめることは、なかなかに容易な事業じゃない。けれども真にわれわれが自由人たらんがためには、どうしてもこの事実は完成しなければならぬ。

奴隷根性論

伊藤野枝本が大ヒットしたばかりでもあるし、今の日本でもっと大杉栄が読まれていい。

ライザップでかっこよくなった人より、ライザップでもうまくいかなかった人より、ライザップしてる自分の姿を想像しただけで、恥ずかしくてポテチの大袋抱えちゃう人の人生に寄り添うよわたしは。

そんなこんなでやっぱり毎日川へ行く。

シナモンアントのつもり。CDCは略。でもよく釣れる。せめてヒゲ切れよと言いたい
広範囲から最新情報をかき集めて、タイミングを見計らってスポット厳選でぶっ飛んで出かけて行って、イイ釣りをしても刹那。それより釣り場のそばに住んで一年を通じた自然の移り変わりを感じながら釣りしたい。ていうか、今してる。オイカワだけど
はるか彼方に輝いているイイ釣り場へはそりゃ行きたいけど、せいぜい数日間限定のお客さん釣りだ。だったら毎日自分の好きに遊べる浅川のオイカワ釣りの方が…。いやそういうもんでもないけど、そういうもんでもあるけど。欲望に素直だった若いころに少しだけでも海外の釣りを経験しておいてよかった。今行けば百倍は釣れるはず
昨日はこんな感じ
ひと雨欲しいと思っていたら、今日は朝から雨
第111号(2017)よく釣れる隣人のシマザキフライズ とにかく釣れる。楽しく釣れる。Shimazaki Flies すぐ役に立つシマザキフライの実例たっぷり保存版! すみませんがAmazonさんでは発売と同時に品切れでまだ補充されていません。全国の取扱店でご入手ください。シマザキフライ関連掲載記事のバックナンバーは111号にまとめました。
『水生昆虫アルバム  A FLY FISHER’S VIEW』 島崎憲司郎(文・写真・イラスト) 1997年初版、2000年第2版2刷、2005年に新装版。フライフィッシングの世界観を変えた古典 | 自分に営業力があると感じたことはこれまでの人生のなかで一切ないんだけど、『新装版 水生昆虫アルバム』に関しては、「この本は絶対持っていた方がいいです。特別付録もすごく価値がありますから。」と言うと、たいていの方が買ってくださる。高い本なのに。ありがたいです。