I師匠へ。
今日はまだ増水の名残でニーブーツでは対岸へ渡れませんでした。堰堤上の尻で2匹、堰堤下の瀬はあいかわらずダメ。
足が痛くなる護岸のプールの真ん中より下で1530からライズが始まり、1600でピークになりました。TMC206BLの22番に巻いた濃いグレーのマイクロ・クロスオーストリッチで、調子よく釣れました。クロスオーストリッチはやっぱり釣れますね。
1615すぎから反応がシブくなったので、同24番へデミサイズに巻いた例のオーストリッチハックルのミッジ(先週、桐生で山田二郎さんに見せてもらったやつです)に替えたところ、入れ食いが続きました。
だいぶ満足して、1630で釣りはおしまい。
土手を歩いていたら、W夫妻にばったり会いました。
— 堀内正徳 (@jiroasakawa) November 25, 2019
「んむははは、ライズがとれる、とれるぞ」。これはムスカのアレなんだけど、ちょっと遠いか。

クロスオーストリッチのバリエーション、TMC206BLの24番にリーダーグリースべちょべちょ。BFコードはツルシ。ライズへやわらかくプレゼンテーションして3秒で出なければかすかに引いてあげると、プルプルプルとロッドティップへワカサギのような心地よいアタリが。
すかさずソフトにティップを回転させてラインでアワせ、そのままラインを持った手をにゅるーんと後方へ引くようにして、ロッドを上流へ動かしつつ、ラインから魚までをたるませないようにしながらランディングすれば、バラしは減る。

TMC518の30番と並べるとTMC206BLの20番が鬼バリに見える。24番へデミサイズに巻けば、ドレッシング部分のボリュームは30番に迫れるし、フッキングはずっといい。まあでもやっぱり物理的に小さいハリへ小さく巻いたフライにはかなわない。

この小ささが必要なシーンが(わりと日常的に)あるからフライフィッシングは面白い。怖いっていうか。> 小さいフライとその釣り特集

〈水が……変なんですよね。〉
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フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄


「ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです。


フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川







