いま、釣り全般が小さなブームのようになっている。楽しむ人の数が多くなれば、かならず表に出てくるのが、釣り場での人間同士のトラブルだ。
未開の地でない限り、釣りは場所と資源と時間を、複数の人間が共有する遊びだ。誰もが気持ち良く釣りをするために、ルールとマナーの理解は欠かせない。
ひとつめのルール。漁業権のある川や湖で釣りをするには、釣り人は都道府県が定める内水面漁業調整規則と、漁協が定める遊漁規則を守る義務がある。それだけ。
> 【公開記事】日本のマス釣りを知っていますか
> 内水面の遊漁に関する制度(水産庁)
もうひとつめのマナーは、つまりお行儀だ。
釣り場でのマナーの問題は、フライの人にもルアーの人にもエサ釣りの人にも、中高年にも若者にも男性にも女性にも、ベテランさんにも初心者さんにも、平等について回る。
マナーは他人から押し付けられるものではない。だが、お行儀のよくない行為が重なると、自由な釣りに規制がかかる。
釣り場でのマナーに関して一定則はあるが、いつでもどこでも不変ではない。〝知らないだけ〟の人もいる。
でもむずかしくはない。
人に会ったらまず挨拶から始める。
誰かにやられたら嫌なことは誰かにしない。
お互い様を常に心がける。
釣り場で気分よく過ごすための基本は、釣り場以外と同じです。
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