本誌・堀内も会員の、日本クマネットワーク主催、多摩動物公園7/20「ツキノワグマについてもっと知ろう」イベント、展示が行われました。『ムーンベアも月を見ている』著者の、山﨑晃司さん講演会は大盛況でした。ほぼ満席。山﨑さんの著書『ムーンベアも月を見ている』の紹介もありました。
夏休みに入った直後ということで、小中学生がたくさん来てくれるんじゃないかという事前の目論見でした。が、たくさん集まった中心は、おれたちみたいなおっさん、大きいお姉さん、あと大きい学生さん風でした。子どもは片手で数えるくらい。こんなとことにも少子化が。
山﨑さんは、講演後の自己講評で、今日集まっていただろう夏休みのお子さんを意識して、講演をクイズ式にしたことを「若干すべった」とおっしゃっていましたが、そんなことはありませんでしたよ、とお伝えしたいです。
『ムーンベアも月を見ている』は本当に面白いので、皆さんもっともっとお手にとってください。さいきんマスコミなどで恐ろしさばかり強調される森の住民、ツキノワグマも、基本的には気のいい隣人であることが分かります。クマが暮らせる未来は、人にとっても暮らしやすい未来のはずです。
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