瀬畑雄三さんが亡くなられた。
2011年福島原発事故で、釣り業界の有名人が片端から口をつぐむ中、瀬畑さんは事故後の福島の渓流魚の放射能汚染を、釣り人の立場から検証する活動に参加されていた。
第一回 [3・11から考える 釣りと環境シンポジウム](2014)から、瀬畑さんは賛同者になられていた。このときは加藤恵司さんもお元気だった。2015年2月のシンポジウムでもご一緒させていただいた。
瀬畑さんは、いち釣り人として権力に阿らず、声の大きな者にきちんと反駁し、発言と行動が一貫し、威張らず、群れを作らず、後進者に態度が変わらなかった。釣り業界にそういう方はなかなかいない。
残念です。
テンカラ・サミット(浜松2009)でのご発言はお見事だった。ヤマメの毛バリへの反応時間に関する瀬畑さんのあの一言で会場が沸いた。いまだに思い出して快哉を叫ぶ。
2018年、鈴木康友さんが瀬畑さんをご紹介するのに「瀬畑さんは若い頃から翁でした」。
増刷出来
『身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック 増補第二版』
フライの雑誌 125(2022夏秋号)
> くわしい内容はこちら
Flyfishing with kids.
一緒に楽しむためのコツとお約束
子供と大人が一緒にフライフィッシングを楽しむためのコツとお約束を、子供と大人で一緒に考えました。お互いが幸せになれるように、子供が子供でいられる時間は本当に短いから。
子供からの声(10〜12歳)|大人からの声|水産庁からの声|子供と遊ぶための道具と技術と心がまえ|釣り人の家族計画|イギリスの場合|「子供釣り場」の魅力と政策性
特別企画◎シマザキワールド16 島崎憲司郎
座談会「みんなで語ろう、ゲーリー・ラフォンテーン」
そして〈シマザキフライズ〉へ
ちっちゃいフライリールが好きなんだ|現役で使えるグリーンハート製ロッド大集合!|湯川の娘 知来要|カワムツはいつ、どこから来たか|海女のゆく末|メガソーラーの問題点
水口憲哉|中馬達雄|川本勉|斉藤ユキオ|カブラー斉藤|大木孝威|荻原魚雷|樋口明雄|島崎憲司郎