「釣り」という趣味は、社会的には文化経済活動の一環と位置づけられます。現在、釣りを専門に扱う学会は存在しません。
既存の学会のなかで、過去「釣り」を研究対象としてきた漁業経済学会が、公開ミニシンポジウムを開催します。題して、「内水面における漁場管理の展望と課題」。内水面(川と湖)の釣りを主題とした学会主催のシンポジウム開催は珍しいことです。
発案者で当日の司会は、漁業経済学会会員の、櫻井政和さんです。『フライの雑誌』第125号〈特集◎子供とフライフィッシング〉へ、〈子供釣り場」の魅力と政策性〉を寄稿してくださり、各方面で話題になりました。
どなたでも参加自由。参加費無料です。多くの方のご参加を。(こういうものは参加者の人数が大事だったりします。お気軽に。)
【漁業経済学会 第70回大会 ミニ シンポジウム 】
内水面における漁場管理の展望と課題
日時:
2023 年 6 月 11 日(日) 14:00〜16:30
場所:東京海洋大学 品川キャンパス 大講義室
リモート配信情報:漁業経済学会 HP にて掲載
参加資格・参加費:どなたでも無料で参加できます【開催趣旨】
櫻井政和(水産庁)我が国の内水面(河川、湖沼)においては、漁業法に基づき第五種共同漁業権の免許を受けた内水面漁協が、増殖事業や遊漁者サービス等の漁場管理を行っている。本年秋には共同漁業権の一斉切替が行われ、多くの内水面漁協が今後 10 年間にわたり漁場の管理を続けていくことになる。
ここで足許の内水面漁場・漁協をめぐる状況をみると、組合員の減少や高齢化が進展していることに加え、アユ遡上の不安定化やカワウによる食害の多発など、従来から問題とされてきた事態の深刻化が認識される。
一方、漁場管理ツールとしての電子遊漁券の普及が進むとともに、内水面漁協の運営や遊漁者の意向・動向、国民の内水面漁協に対する期待等に関する社会科学系の優れた研究成果が多数公表されたことにより、現場の実態を的確に把握・分析する体制や手法の整備が進展している。
こうした現状を踏まえ、今回のミニシンポジウムでは、主に研究、現場調整、行政に携わる中村、瀬川、鈴木の各会員に報告をいただくことになった。これらの報告の中で、内水面の漁場管理における課題や対応方策が提示されることになる。コメンテーターを加えての総合討論では、提示された課題等を共通認識として、今後の漁場管理の展望や管理の主体となる内水面漁協の対応等について議論する。
内水面の現場が抱える課題は、多様であることに加えて根深く、かつ、長期化しているものが少なくないが、上記の議論を通じていくつかの対応方向性を示すことにより、幅広い関係者による更なる議論と取組みの実践に向かう展開の一助としたい。
【シンポジウム・プログラム】
◆司会・コ-ディネイター:櫻井政和(水産庁)
◆報告
14:00〜15:00
第一報告:中村智幸(水産研究・教育機構)
第二報告:瀬川貴之((一社)
Clear Water Project
第三報告:鈴木聖子(水産庁)
◆コメント
15:00〜15:30
大森正之(明治大学)
工藤貴史(東京海洋大学)
◆総合討論
15:30〜16:30主催:漁業経済学会
…
第126号〈隣人のシマザキフライズ特集〉続き。島崎憲司郎さんのスタジオで2022.12.26撮影。狭いシンクを泳ぐフライ。まるっきり生きてる。これ笑うでしょ。まじやばい。(音量注意) pic.twitter.com/vFuHHPEJvh
— 堀内正徳 (@jiroasakawa) December 27, 2022
フライの雑誌 124号大特集 3、4、5月は春祭り
北海道から沖縄まで、
毎年楽しみな春の釣りと、
その時使うフライ
ずっと春だったらいいのに!