まじですか、と驚いた。
日本の全人口の年齢の中央値(中位年齢)は一九八〇年に三十四、五歳だったのだが、今年か来年あたりで五十歳を超えるといわれている。
(2024/07/05 新しい習慣 文壇高円寺 荻原魚雷)
10代、20代とか存在するだけで超希少種じゃん!
10代でフライフィッシングやってる人は、絶滅危惧IA類(絶滅の危機に瀕している種)。20代でやってる人は、絶滅危惧II類(絶滅の危険が増大している種)といえる。
今の日本語文化圏は思うに、本を読む人より本を書きたい、作りたい人の方が多い状況だ。
弊誌の場合は、そもそも少ない頭数の、フライフィッシングをやっている人を主な読者の対象としている。その中で、文章を読むことを好む人は一割いるかいないかだろう。そのような方々に気に入ってもらえないと、読んでもらえない。生きられない。普通ははなから無理すじだ。企画段階でぽしゃる。
ところが、「フライフィッシング楽しいし、なんとかなるでしょ」という牧歌的な釣り師バイアスに寄りかかったまま、創刊以来今に至ってしまった。何もかも読者の皆様のおかげです。
齊藤晃大さんは、「フライの雑誌」連載陣の中では圧倒的に若い。まだ20代半ばである。連載第三回、次号第131号は、「大学生活黙示録 留年篇」。彼にしか書けない文章の味とうまさ、若者の無茶苦茶さが、さらに爆発している。
かつて20代で本誌デビューした牧浩之さんと真柄慎一さんの、それぞれの当時の鮮烈を彷彿とさせてくれる。文章を書くのが好きだと言っているのもいい。
齊藤晃大さんの寄稿の肩書きについて、今回最初は前号と同じ〝まだ学生〟にしていた。ところが校正時に、本人から「〝ギリ学生〟にしてください。」という申し出があった。同年代の子供を持つ親の身的には、言いたいことは多い。正直、釣りばっかしてないで卒業しろよ〜、感がたっぷりだ。でも面白い。がんばってください。
齊藤晃大さんはいまカナダにいるんだってさ。
7/20 多摩動物公園 × 日本クマネットワーク
「ツキノワグマについてもっと知ろう」を開催します
>講師は『ムーンベアも月を見ている』(フライの雑誌社刊)著者の山﨑晃司さん。
単行本新刊『ブラックバス/ブルーギルのフライフィッシング』、2024夏出版します。
フライの雑誌 125(2022夏秋号)
> くわしい内容はこちら
Flyfishing with kids.
一緒に楽しむためのコツとお約束
子供と大人が一緒にフライフィッシングを楽しむためのコツとお約束を、子供と大人で一緒に考えました。お互いが幸せになれるように、子供が子供でいられる時間は本当に短いから。
子供からの声(10〜12歳)|大人からの声|水産庁からの声|子供と遊ぶための道具と技術と心がまえ|釣り人の家族計画|イギリスの場合|「子供釣り場」の魅力と政策性
特別企画◎シマザキワールド16 島崎憲司郎
座談会「みんなで語ろう、ゲーリー・ラフォンテーン」
そして〈シマザキフライズ〉へ
ちっちゃいフライリールが好きなんだ|現役で使えるグリーンハート製ロッド大集合!|湯川の娘 知来要|カワムツはいつ、どこから来たか|海女のゆく末|メガソーラーの問題点
水口憲哉|中馬達雄|川本勉|斉藤ユキオ|カブラー斉藤|大木孝威|荻原魚雷|樋口明雄|島崎憲司郎