樋口明雄さんの人気山岳小説〈南アルプス山岳救助隊K-9(ケーナイン)〉シリーズも13作目。今回の『紅い垂壁』は、シリーズ本来の主人公たる夏実ちゃんが大活躍。みんな大好き、スイスアーミーナイフが物語のカギを握ります。夏実ちゃんのアブナイ場面、新キャラ登場もあったりして、大いに楽しめました。日本第二位の高峰、南アルプス北岳を舞台に今回も事件が勃発。悪いことするやつらはなぜか北岳に集まってくる。
「それにしても、どうしていつも〝北岳〟なんですかね」
「それを俺に訊くなよ」(P.235)
「まったく、どうしてどいつもこいつも〝北岳〟なのよ」
「あー、静奈さん。私にそれ訊かないでください」(P.246)
そりゃそういうシリーズだからです、って作者の心の声が聞こえます。我らがつがおか一孝さんが手がけるカバー絵に萌え。
作者紹介欄には入っていませんが、弊社から刊行されている『目の前にシカの鼻息』は、樋口明雄さん唯一のエッセイ集です。「フライの雑誌」最新131号掲載の「リンダの夏」(前篇)も、西村のおじさん、うちの妻さんはじめ、樋口作品ファンから大好評です。後篇はやく読ませろの声もいただいています。
うだるような夏、爽快な山岳小説をどうぞ。
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真夏の一服の清涼剤、〈フライの雑誌〉最新第131号(ヒゲナガ&イブニングライズ特集)が、楽天ブックスさんで第1位になりました。ありがとうございます。
今夏発行予定の新刊『楽しく釣ろう! ブラックバス/ブルーギルのフライフィッシング』は、『オイカワ/カワムツのフライフィッシング増補版』、『黄色いやづ』(真柄慎一)以来、弊社3年半ぶりの単行本です。よろしくお願いします!
フライの雑誌 125(2022夏秋号)
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Flyfishing with kids.
一緒に楽しむためのコツとお約束
子供と大人が一緒にフライフィッシングを楽しむためのコツとお約束を、子供と大人で一緒に考えました。お互いが幸せになれるように、子供が子供でいられる時間は本当に短いから。
子供からの声(10〜12歳)|大人からの声|水産庁からの声|子供と遊ぶための道具と技術と心がまえ|釣り人の家族計画|イギリスの場合|「子供釣り場」の魅力と政策性
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