「もうすぐ死ぬんじゃないですか。」と言われて4ヶ月たちました。
刷り上がったばかりの最新98号を手にして、1頁目から巻末までをゆっくりと開いてゆく。完璧だ。巻末までいったらもう一度前に戻って、またゆっくり頁をひらいてゆく。やっぱり完ぺきだ。命賭けただけのことはあった。誰にも読ませたくないくらい。いいや一億人にくばりたい。98号を作ってる際中は「これできあがったら死んでもいい」とマジ思ってたけど、いざできあがってみると死ななくて本当にヨカッタ。
第98号の編集後記の後記
2012.11.8
釣り師はなんで釣りをするのかといえば、「釣りしなくちゃ死んじゃうから。」という、まったく世間様への説得力に欠ける、しかし当事者にとってはまさに生死のかかった、人間的なあまりに人間的な根拠にたどり着いて、自分の場合は今に至る。釣り師は釣りしないと本当に死ぬ。実例をいくつも挙げられる。一応釣り師属性だと思ってる自分でも、全くばかげてると思う。
釣り師はなんで釣りするの 近刊『海フライの本3』編集日記 12
2018.2.19
毎度ばかなことばかり言ってるわけですが、単行本新刊『楽しく釣ろう! ブラックバス/ブルーギルのフライフィッシング』の編集が、いよいよ九合目に差し掛かってきました。
頂上が気になってくるタイミングで滑った転んだはよくあるもので、今朝も本のカバーに印刷するはずの価格を、思いきり間違っていたことを校閲さんから指摘されて、全身ドラーグ人のように青ざめたところです。
『楽しく釣ろう! ブラックバス/ブルーギルのフライフィッシング』は、道楽なんだから生きてるうちに死ぬ気でやろうぜ、のノリで編集してきました。巻き込んでしまった皆様のご協力があってこそです。こうなったら100億人に読んでいただきたいと本気で思っています。
2004年の外来生物法以降、日本のバス釣りは一貫して腰が落ち着かない状況にあります。10年後の日本社会でバス釣りが市民権を得ているかどうかは、今のバス釣り人の行動にかかっています。何もしなければ十中八九、だめになるでしょう。
『楽しく釣ろう! ブラックバス/ブルーギルのフライフィッシング』はそのバス釣りの、単行本新刊です。この本を多くのバス釣り人に手にとってもらったら、おそらく未来は変わります。そう信じて世の中へ送り出します。
今回も「これできあがったら死んでもいい」と思いながら編集していましたが、いやもうちょっと、楽しい釣りが実現した世の中を見てみたいという気になってきました。さしあたって入稿終わったら釣り行ってきます。
弊社にご予約いただいた方には8月末に発送します。ご支援ください。どうぞよろしくお願いします。
弊社への予約分は8月末に発送します。ネット書店経由の配本は9.20頃予定です。
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真夏の一服の清涼剤、〈フライの雑誌〉最新第131号(ヒゲナガ&イブニングライズ特集)が、楽天ブックスさんで第1位になりました。ありがとうございます。
今夏発行予定の新刊『楽しく釣ろう! ブラックバス/ブルーギルのフライフィッシング』は、『オイカワ/カワムツのフライフィッシング増補版』、『黄色いやづ』(真柄慎一)以来、弊社3年半ぶりの単行本です。よろしくお願いします!
フライの雑誌 125(2022夏秋号)
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Flyfishing with kids.
一緒に楽しむためのコツとお約束
子供と大人が一緒にフライフィッシングを楽しむためのコツとお約束を、子供と大人で一緒に考えました。お互いが幸せになれるように、子供が子供でいられる時間は本当に短いから。
子供からの声(10〜12歳)|大人からの声|水産庁からの声|子供と遊ぶための道具と技術と心がまえ|釣り人の家族計画|イギリスの場合|「子供釣り場」の魅力と政策性
特別企画◎シマザキワールド16 島崎憲司郎
座談会「みんなで語ろう、ゲーリー・ラフォンテーン」
そして〈シマザキフライズ〉へ
ちっちゃいフライリールが好きなんだ|現役で使えるグリーンハート製ロッド大集合!|湯川の娘 知来要|カワムツはいつ、どこから来たか|海女のゆく末|メガソーラーの問題点
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