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【公開】ニホンカワウソは水辺の大先輩〈フライの雑誌-第111号・水辺のアルバム7より〉(水口憲哉)

水辺のアルバム 7 ニホンカワウソは水辺の大先輩 水口憲哉(東京海洋大学名誉教授・資源維持研究所主宰) ※『フライの雑誌』第110号(2016年12月5日発行)掲載 ・・・・・・ 岩の上などに残された魚の食べ残しから魚を祭る様子が人間の、ものを供えて祭る様を連 …

【公開】『バックキャスト Back casts』を読んで サケ科魚類に見る現代の〈新しい野生〉(水口憲哉)

【書評】『バックキャスト』を読んで サケ科魚類に見る 現代の〈新しい野生〉 水口憲哉(東京海洋大学名誉教授・資源維持研究所主宰) ※『フライの雑誌』第111号(2016年12月5日発行)掲載 ブラックフット族の人々は、大西洋を渡って来た人々によって居留地へ押し込められている。そして …

【公開】人新世の現実と内水面の釣り 『外来種は本当に悪者か?』を読み解く②〈魚は侵略しない〉(水口憲哉)

釣り場時評83 人新世の現実と内水面の釣り 『外来種は本当に悪者か?』を読み解く (2) 魚は侵略しない 水口憲哉(東京海洋大学名誉教授・資源維持研究所主宰) ※『フライの雑誌』第111号(2016年12月5日発行)掲載 ・・・・・・ >>> 人新世の現実と内水面の釣り 『外来種は本当に悪者か?』を読み解く (1) か …

【公開】フライの雑誌-106号「釣り場時評79 ダムをつくるとアユはどうなるか 多摩川、球磨川、長良川、小国川とそれぞれのアユ」(水口憲哉)

… 雑誌-106号(2015秋)より、「釣り場時評79 ダムをつくるとアユはどうなるか 多摩川、球磨川、長良川、小国川とそれぞれのアユ」(水口憲哉)を公開します。 水口憲哉氏の単行本『桜鱒の棲む川 ─サクラマスよ、故郷の川をのぼれ!』と併せてお読みいただけると、日本のダムと利害関係者をめぐる背景がさらに見えてきます。 ・・・・・・ 釣 …

【公開】フライの雑誌-104号「水辺のアルバム(一) オイカワ」(水口憲哉)

… をおかけしていることをお詫びします。 そこで今回は、フライの雑誌-104号(2015春)より、「水辺のアルバム(一) オイカワ」(水口憲哉)を公開します。 筆者の水口憲哉氏の博士論文(1969年)のタイトルは、「オイカワの繁殖生態と分布域の拡大に伴う二、三の形質変異」。筋金入りのオイカワ好きです。 ・・・・・・ 水辺のアルバム …

【公開】バス問題とサツキマスにおける作為と作意:レッドデータブックからサツキマスを外した環境省と御用学者のあきれた小細工|『魔魚狩り』(水口憲哉)

単行本『魔魚狩り』水口憲哉2005より、「バス問題とサツキマスにおける作為と作意」を掲載します。初出は『フライの雑誌』第63号(2003年11月)です。釣りと外来魚、生物多様性と水産業の今後に関して、混迷の度合いを深めている現在の社会 … いないというのは理由にならない。  冒頭で紹介した三篇の「釣り場時評」は、二年半前の立教大学における秋月氏や中井氏との公開シンポの後に書いたもので、その後の連続講座や各地の集まりなどで資料として配付しているし、インターネットでも調べることができる。しかし、その存在は知っており読んでもいるが取り上げたくない最大の理由は …

【公開】ニジマスは好きか嫌いか|『魔魚狩り』(水口憲哉)

単行本『魔魚狩り』水口憲哉2005より、「ニジマスは好きか嫌いか」を掲載します。初出は『フライの雑誌』第18号(1991年12月)です。26年前後の現在も、問題の背景は変わりません。釣りと外来魚、放流の今後に関して、混迷の度合いを深めて …  【特別公開】 産業管理外来種とは何じゃらほい …

【公開】人新世の現実と内水面の釣り 『外来種は本当に悪者か?』を読み解く①(水口憲哉)

釣り場時評83 人新世の現実と内水面の釣り 『外来種は本当に悪者か?』を読み解く (1) 水口憲哉(東京海洋大学名誉教授・資源維持研究所主宰) ※『フライの雑誌』第110号(2016年12月5日発行)掲載 ・・・・・・ ピアスは〈俯瞰力〉の考え方で『新しい野生』を書き上げたのでは ないか。その結果 …

【公開】「オレの釣り場をこわすな。」長良川河口堰、東京湾埋立て、辺野古の基地建設に思う(水口憲哉)

釣り場時評81 「オレの釣り場をこわすな。」 長良川河口堰、東京湾埋立て、辺野古の基地建設に思う 水口憲哉(東京海洋大学名誉教授・資源維持研究所主宰) ※『フライの雑誌』第108号(2016年4月5日発行)掲載 ・・・・・・ 採取する砂利の大部分は建設資材として用いられる。 時には埋立に用いられ、土建業者や …

【公開記事】産業管理外来種とは何じゃらほい 国策で増養殖が奨励されてきた外来種、ニジマス(水口憲哉)

釣り場時評80 産業管理外来種とは何じゃらほい 国策で増養殖が奨励されてきた外来種、ニジマス 水口憲哉(東京海洋大学名誉教授・資源維持研究所主宰) ※『フライの雑誌』第107号(2015年12月24日発行)掲載 ・・・・・・ ニジマスは、産業管理外来種としてこれまで通り養殖や放流を 行ってもお構いなしにな …