大型定置網は大敷網、大謀網とも言われるもので、沿岸を回遊移動する魚群を垣網で誘導し、身網という大がかりな網のわなで捕獲するものである。
この身網の水深が二七メートル以深のものを大型定置網という。
この大型定置網の漁獲量がこの三〇年あまり減ることなく安定しているのが、沿岸漁業は元気に健在であるということの大きな理由である。
(水口憲哉|元気な漁村 村張りの定置網、養沢毛鉤専用釣場、漁村の相互扶助論へ 釣り場時評86|『フライの雑誌』113号)
水口憲哉氏の単行本『元気な漁村』、元気に進捗中です。
藤波 土地の特性を活かした知恵と経験が、この組合で受け継がれているのですね。
前 昔は漁師が個別に海に出ていたのですが、祖父の代に皆で協力して漁に出る組合が作られ、それを引き継いでいます。
藤波 明け方、夢うつつでサイレンの音を聞きました。
前 4時30分に漁の合図のサイレンが鳴り出航します。10分程で仕掛けてある定置網に到着して魚を獲り、漁港に戻って水揚げです。
(若狭湾最北端の漁場から)
フライの雑誌-第128号
特集◎バラシの研究
もう水辺で泣かないために
…
フライの雑誌 124号大特集 3、4、5月は春祭り
北海道から沖縄まで、
毎年楽しみな春の釣りと、
その時使うフライ
ずっと春だったらいいのに!