水口憲哉さん(東京海洋大学名誉教授・資源維持研究所主宰)には本誌の創刊号からご寄稿いただいております。
連載「釣り場時評」は、水と人と生き物に関連する諸問題を、毎回タイムリーに取り上げ、他にない視点を提示してくれます。本誌連載で最長連載記録を更新中です。連載「水辺のアルバム」は肩のこらない楽しい科学エッセイ読み物として人気です。
第63号(2003年)以降の「フライの雑誌」へ掲載した水口憲哉さんの記事について、2023年8月現在の、一覧リストを作成しました。タイトルにリンクが張ってある記事については、本ウェブサイト上で全文を公開しています。ぜひリンク先でお読みください。
ちなみにフライの雑誌社から発行した水口憲哉さんの単行本は現在までのところ、
『魔魚狩り ブラックバスはなぜ殺されるのか』2005
『桜鱒の棲む川 ─サクラマスよ、故郷の川をのぼれ!』2010
『淡水魚の放射能 川と湖の魚たちにいま何が起きているのか』2012
の3冊です。
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釣り場時評
釣り場時評39 バス問題とサツキマスにおける作為と作意|フライの雑誌-第63号2003
釣り場時評40 宇奈月、黒部川、水産庁ー。人と釣りと自然の連鎖反応に興奮する|フライの雑誌-第64号2004
釣り場時評41 東京湾の釣りと「週刊つりニュース」|フライの雑誌-第65号2004
釣り場時評42 35年で変わった情況、変わらない覚悟|フライの雑誌-第66号2004
釣り場時評43 王様の耳はロバの耳 うそが全国制覇していく恐ろしさ|フライの雑誌-第67号2004
釣り場時評44 朝日と環境大臣による「魔魚狩り」に呆れ返る|フライの雑誌-第68号2005
釣り場時評45 「魔魚狩り」の火は消えない|フライの雑誌-第69号2005
釣り場時評46 知ること 知らせないこと 隠されようとする放射能汚染|フライの雑誌-第70号2005
釣り場時評47 サクラマスはどうすれば増えるのか1|フライの雑誌-第71号2005
釣り場時評48 諏訪湖、芦ノ湖に見るワカサギとの新しいかかわり方|フライの雑誌-第72号2006
釣り場時評49 サクラマスはどうすれば増えるのか2|フライの雑誌-第73号2006
釣り場時評50 サクラマスはどうすれば増えるのか3|フライの雑誌-第74号2006
釣り場時評51 リリース禁止とフッキング・モータリティー|フライの雑誌-第75号2006
釣り場時評52 豊かな川、山形県小国川の穴あきダムを巡って|フライの雑誌-第76号2007
釣り場時評53 サクラマスはどうすれば増えるのか4|フライの雑誌-第77号2007
釣り場時評54 サクラマスはどうすれば増えるのか5|フライの雑誌-第78号2007
釣り場時評55 サクラマスはどうすれば増えるのか6|フライの雑誌-第79号2007
釣り場時評56 サクラマスはどうすれば増えるのか7|フライの雑誌-第80号2008
釣り場時評57 20年続けられたイトウの資源量調査に思う|フライの雑誌-81号2008
釣り場時評59 サクラマスはどうすれば増えるのか8|フライの雑誌-82号2008
釣り場時評60 サクラマスはどうすれば増えるのか9|フライの雑誌-83号2008
釣り場時評61 サクラマスはどうすれば増えるのか10|フライの雑誌-第84号2009
釣り場時評62 サクラマスはどうすれば増えるのか11|フライの雑誌-第85号2009
釣り場時評63 サクラマスはどうすれば増えるのか12|フライの雑誌-第86号2009
釣り場時評64 サクラマスはどうすれば増えるのか13|フライの雑誌-第87号2009
釣り場時評64 サクラマスはどうすれば増えるのか14|フライの雑誌-第88号2010
釣り場時評65 とうとうダム撤去の時代が始まった|フライの雑誌-第89号2010
釣り場時評66 30数年前の青森県下北半島・老部川の様子を島崎憲司郎さんに訊いた|フライの雑誌-第90号2010
釣り場時評67 安家の森がもたらす水の恵みと、そこに育まれるサクラマス|フライの雑誌-第91号2010
釣り場時評68 西湖〝クニマス発見〟の大騒ぎ「ほっといてくれ。」|フライの雑誌-第92号2011
釣り場時評69 3.11の津波で安家川にはサクラマスが遡り養殖ギンザケが三陸の海に乱舞した|フライの雑誌-第95号2011
釣り場時評70 大きいことは、いいことか? 三倍体や遺伝子組換えで巨大化させられるニジマス|フライの雑誌-第96号2012
釣り場時評71 福島原発事故による淡水魚の放射能汚染 新刊『淡水魚の放射能』|フライの雑誌-第97号2012
釣り場時評72 外来魚問題、大規模開発事業、放射能汚染 ─少数で異端の批判者として事実に基づき発信すること|フライの雑誌-第98号2012
釣り場時評73 川の流れのように|フライの雑誌-第100号2013
釣り場時評74 押しつけの〝公益〟より〝人間としての自由〟|フライの雑誌-第101号2014
釣り場時評75 ダムも原発も公害の発生源である ─行政と企業の掲げる〝公益〟の嘘」|フライの雑誌-第102号2014
釣り場時評76-1 釣り人と漁協、 漁業権とダム 山形県小国川漁協がダム建設を承認した|フライの雑誌-第103号2014
釣り場時評76-2 釣り人と漁協、 漁業権とダム(二) ─「漁業者の川から釣り人の川へ」再考|フライの雑誌-第103号2014
釣り場時評77 環境DNAって何だろう 見えない魚が見えてくる?|フライの雑誌-第104号2015
釣り場時評78 ウナギの資源管理は無理である|フライの雑誌-第105号2015
釣り場時評79 ダムをつくるとアユはどうなるか 多摩川、球磨川、長良川、小国川とそれぞれのアユ|フライの雑誌-第106号2015
釣り場時評80 産業管理外来種とは何じゃらほい 国策で増養殖が奨励されてきた外来種、ニジマス|フライの雑誌-第107号2015
釣り場時評81 「オレの釣り場をこわすな。」長良川河口堰、東京湾埋立て、辺野古の基地建設に思う|フライの雑誌-第108号2018
釣り場時評82 メルトダウン五年後の釣り ワカサギ釣りと放射能汚染|フライの雑誌-第109号2016
釣り場時評83 人新世の現実と内水面の釣り 『外来種は本当に悪者か?』を読み解く1|フライの雑誌-第110号2016
釣り場時評84 人新世の現実と内水面の釣り 『外来種は本当に悪者か?』を読み解く2〈魚は侵略しない〉|フライの雑誌-第111号2017
釣り場時評85 マグロを釣るのは罪なのか クロマグロ資源低下への処方せんを提案する|フライの雑誌-第112号2017
釣り場時評86 元気な漁村 村張りの定置網、養沢毛鉤専用釣場、漁村の相互扶助論へ|フライの雑誌-第113号2017
釣り場時評87 石木ダム問題と辺野古は同じ 国策だから我慢せよと言われた住民はどうするか|フライの雑誌-第114号2018
釣り場時評88 風と光とせせらぎと 風力・太陽光・水力、自然エネルギーの今と未来|フライの雑誌-第115号2018
釣り場時評89 漁業法改変に突っ込む 小手先の漁協つぶしと企業優先ではないのか|フライの雑誌-第116号2019
釣り場時評90 メガソーラーの危険が迫る:伊豆・八幡野MS計画、房総・鴨川MS計画の現状|フライの雑誌-第117号2019
釣り場時評91 メガソーラー栄えて山河亡びる。諏訪湖アメノウオの産卵地が危ない。|フライの雑誌-第118号2019
釣り場時評92 何が起きるか分からない時代へ ダム建設と原発反対、昨秋の台風被害に考える|フライの雑誌-第119号2020
釣り場時評93 磯物激減とコロナ禍|フライの雑誌-第120号2020
釣り場時評94 メガソーラーの次は巨大洋上風車群|フライの雑誌-第121号2020
釣り場時評95 外来魚、放射能、コロナ禍 遊漁者の湖になった中禅寺湖|フライの雑誌-第122号2020
釣り場時評96 資源管理ではなく漁業管理を マグロ釣りの禁止は無茶苦茶だ|フライの雑誌-第123号2021
釣り場時評97 神津島が元気な理由 過疎と少子化に抗する相互扶助|フライの雑誌-第124号2022
釣り場時評98 TAC強行のウラ事情 クロマグロ規制はいい加減である|フライの雑誌-第125号2022
釣り場時評99 舟屋の町の夢に関わって考えたこと|労働者協同組合による釣り場運営の試案と、子ども釣りクラブ|フライの雑誌-第126号2022
釣り場時評100 当事者であること|霞ヶ浦、然別湖、寿都町 水口憲哉|フライの雑誌-第127号2023
釣り場時評101 『荒地の家族』と『黒い海』 東日本大震災と原発事故から12年|フライの雑誌-第128号2023
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水辺のアルバム
水辺のアルバム1 オイカワ|フライの雑誌-104号2015
水辺のアルバム2 海ウナギの果てしない物語|フライの雑誌-第105号2015
水辺のアルバム3 イルカ、捕鯨問題をどう見るか|フライの雑誌-第106号2015
水辺のアルバム4 エビガニ今昔(アメリカザリガニ)|フライの雑誌-第107号2015
水辺のアルバム5 ジュゴンの夢|フライの雑誌-第108号2016
水辺のアルバム6 ちっちゃなワカサギの輪舞曲(ロンド)|フライの雑誌-第109号2016
水辺のアルバム7 ニホンカワウソは水辺の大先輩|フライの雑誌-第110号2017
水辺のアルバム9 カジキを突いて暮らす人|フライの雑誌-第112号2017
水辺のアルバム10 魚が痛みを感じるかどうかは私が決める|フライの雑誌-第113号2017
水辺のアルバム11 魚を獲りたけりゃダイナマイト漁があるぜ|フライの雑誌-第114号2018
水辺のアルバム12 ニゴロブナとかくれ里|フライの雑誌-第115号2018
水辺のアルバム13 〝共同組合〟はかっこいい|フライの雑誌-第116号2019
水辺のアルバム14 漁村の相互扶助、その実例|フライの雑誌-第117号2019
水辺のアルバム15 サワガニは海を渡らない|フライの雑誌-第118号2019
水辺のアルバム16 渡りと地着きの一万年|フライの雑誌-第119号2020
水辺のアルバム17 太陽黒点のせいかも|フライの雑誌-第120号2020
水辺のアルバム18 漁村の選択 富める村、淋しい村|フライの雑誌-第121号2020
水辺のアルバム19 海賊と民主主義 瀬戸内海の漁民蜂起の理由とその結末|フライの雑誌-第122号2021
水辺のアルバム20 元気な島の元気な漁村 利島、御蔵島、渡嘉敷島をめぐって|フライの雑誌-第123号2022
水辺のアルバム21 小笠原の漁業の夢 若い漁業者でにぎわう父島と母島|フライの雑誌-第124号2022
水辺のアルバム22 海女(あま)のゆく末|フライの雑誌-第125号2022
水辺のアルバム23 海を活かしてにぎやかに暮らす ──三浦半島・松輪|フライの雑誌-第126号2022
水辺のアルバム24 若さの理由 ──富山県・富山市岩瀬|フライの雑誌-第127号2023
水辺のアルバム25 アイヌとサケ漁 北海道の三つの漁村|フライの雑誌-第128号2023
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単行本『桜鱒の棲む川 ─サクラマスよ、故郷の川をのぼれ!』(2010)
●〈岐阜県・長良川〉長良川河口堰とサツキマスの自然産卵
●〈山形県・赤川〉サクラマスのふ化放流事業は失敗だったのか
●〈北海道・斜里川ほか〉北の大地のサクラマス、特別な事情
●レッドデータブックを疑え
●コラム12|サクラマスは放流で増えない。|マリンランチング計画という悪い冗談
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●インタビュー 「やせがまんが日本の釣りを救う」|フライの雑誌-創刊号1987
●釣り人は「レッドリスト」(絶滅危惧種)とどうつき合うのか。|フライの雑誌-第87号2009
●緊急インタビュー これからどうなる、どうする〝海の放射能汚染〟 放射能に立ち向かうために知っておくこと。新聞・テレビには出ない本当のこと。|フライの雑誌-第93号2011
●〝放射能汚染時代〟の魚の選び方|国が決めた暫定基準値「500ベクレル/㎏」を疑え!|フライの雑誌-第94号2011
●オイカワ/カワムツはどこから来たか|単行本『身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック』2019
●リリース雑感|フライの雑誌-第117号(2019)
●その後の〈釣り場時評〉 各地の最新情報を報告します。|フライの雑誌-第123(2021)号
●先住民の知恵 アメリカ先住民、アイヌの資源利用と漁業制度に学ぶ|フライの雑誌-第126号2022
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入荷しました。評判いいです。よろしくお願いします。
フライの雑誌 128(2023初秋号): 特集◎バラシの研究 原因と対策と言い訳|逆ドリフトによるトラディショナル・スペイキャスト|シマザキフライズ New Stylehttps://t.co/XWQlFSzrNV
#flyfishing #フライフィッシング #fishing #釣り— 堀内正徳 (@jiroasakawa) August 5, 2023
フライの雑誌-第128号
特集◎バラシの研究
もう水辺で泣かないために
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フライの雑誌 124号大特集 3、4、5月は春祭り
北海道から沖縄まで、
毎年楽しみな春の釣りと、
その時使うフライ
ずっと春だったらいいのに!